キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
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『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』("Catch me if you can")は、1980年に出版されたフランク・W・アバグネイルJr.著の自伝小説(邦題:『ドキュメント大詐欺師 もしもテメエにできるなら俺をキャッチしてみろ』)と、その原作を元に製作された2002年のアメリカ映画。ドリームワークス作品。
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[編集] 作品概要
パンアメリカン航空のパイロットや医師、弁護士に偽装し(弁護士の資格は本当に取得した)、1960年代に世界各地で小切手偽造事件を起こし「天才詐欺師」と言われたフランク・W・アバグネイルJr.(レオナルド・ディカプリオ)と、彼を追うFBI捜査官(トム・ハンクス)の姿を、痛快かつ人間味豊かに描く。
トム・ハンクス演じるFBI捜査官カール・ハンラティは実在の人物ではなく、彼を追い、また更生の手を差し伸べた複数の人物をモデルとした創作である。
なお、アバグネイルは21歳で逮捕され刑に服した後、その才能で金融コンサルタント会社を設立。世界中に多くの顧客を抱え大成功している。この映画では彼を逮捕したフランス警察の一人としてカメオ出演も果たした。
[編集] スタッフ
- 監督:スティーヴン・スピルバーグ
- 音楽:ジョン・ウィリアムズ
[編集] キャスト
- レオナルド・ディカプリオ
- トム・ハンクス
- クリストファー・ウォーケン(アカデミー賞助演男優賞ノミネート)
- マーティン・シーン
- ナタリー・バイ
- ジェニファー・ガーナー
- エイミー・アダムス