グループSNE
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グループSNEは安田均が中心になって設立されたクリエーター集団・株式会社。兵庫県神戸市に本社を置く。テーブルトークRPG・トレーディングカードゲームの制作・翻訳などを行っている。
日本のロールプレイングゲームの草分け的存在。日本国内でもっとも普及したTRPG『ソード・ワールドRPG』や国産ファンタジーとして有名な『ロードス島戦記』をはじめとして、多くのゲームや小説作品を世に送り出した。
同社に所属する、あるいはしていたクリエイターとしては、水野良(1997年にグループSNEから独立)・清松みゆき・山本弘（1998年に独立）・友野詳などが有名。
なお、名称の「SNE」とは、「文法の間違い」を意味するプログラム用語「Syntax Error」の略称である。
目次 |
[編集] 歴史
- 1986年9月 - 月刊コンプティークで『ロードス島戦記リプレイ』（作：安田均とグループSNE）を連載開始。ゲーム史上初めてグループSNEの名前が登場。
- 1986年12月 - ゲームブック雑誌「ウォーロック」が社会思想社より創刊。安田均が監修者となる。イギリスのゲームブック雑誌「Warlock」の日本版としてスタートし、当初は隔月刊であった。後にTRPGを大きく扱うようになり、TRPG雑誌としては日本初の月刊誌となる。同誌には水野良、山本弘、清松みゆき、（のちに友野詳）らも多数寄稿し、トンネルズ&トロールズの日本語版を手がけるなど、グループSNEが大きく関わる。
- 1987年10月 - 株式会社グループ エス・エヌ・イー設立。正式に会社となる。
- 1988年4月 - 『ロードス島戦記 灰色の魔女』（角川書店）を刊行。
- 1992年4月 - グループSNE分室を設立。
[編集] 作品一覧
- ロードス島戦記
- ソード・ワールドRPG
- クリスタニア
- 央華封神RPG 央華封神TCG
- モンスターコレクション（六門世界RPG）
- ゴーストハンターRPG
- ガープス - 翻訳、オリジナルサプリメント制作
- シャドウラン - 翻訳、解説書・リプレイ執筆
- ゲヘナ (TRPG)
- ハイパートンネルズ&トロールズ
- サイバーナイトシリーズ - 販売はトンキンハウスから
[編集] クリエイター一覧
[編集] 現在所属しているメンバー
- 安田均
- 清松みゆき
- 友野詳
- 加藤ヒロノリ - 央華封神リプレイ、モンスターコレクションTCG、六門戦記シリーズなど
- 北沢慶 - ハイパーT&Tシリーズ、『死霊戦士ギィル・ブレード』シリーズなど
- 笠井道子 - 小説翻訳、公式ホームページ担当など
- 江川晃 - シャドウランシリーズなど
- 柘植めぐみ - 『ドラゴンランス』シリーズ翻訳、『ミステリアス・キャッツ』シリーズ執筆など
- 秋田みやび - ソードワールドRPGリプレイ、小説など
- 川人忠明 - 央華封神TCGシリーズ、キングズブラッドシリーズなど
- 秋口ぎぐる
- 藤澤さなえ - ソードワールドRPGリプレイ、小説など
- 力造 - デモンパラサイトシリーズ、デモンパラサイト・リプレイなど
[編集] 過去所属していたメンバー
- 刈谷圭司（社友） - トレインレイダー、マーメイドレインなど
- 佐脇洋平（社友） - ガープスシリーズの翻訳など
- 高山浩 （社友） - ロードス島RPG、ロードス島伝説リプレイなど
- 水野良（社友）
- 村川忍（社友） - SNE内企画立案、編集など。
- 山本弘（社友）
[編集] 社外の協力者
- 葛西伸哉 - ソードワールド短編「かくもささやかな凱歌」でデビュー。ライトノベル作家。
- 高井信 （社友） - ソードワールド（デュダ・シリーズ小説）、妖魔夜行（小説）など。SF作家。
[編集] 外部リンク
- グループSNEホームページ (公式サイト)
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