デ・ジ・キャラット
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デ・ジ・キャラット(Di Gi Charat)は、ブロッコリーが展開するキャラクター企画、またはそのキャラクターの名前。キャラクターデザインはコゲどんぼ。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 概要
1998年に、ブロッコリーと同社が運営するキャラクターショップ「ゲーマーズ」のマスコットキャラクターとして、ゲーマーズの情報誌「フロム・ゲーマーズ」に掲載された4コマ漫画『げまげま』第2回にて「ゲーマーズの妖精さん」として初登場する。(それより先にゲーマーズスクエア店内の手書きPOPにて散見されるが、当時コゲどんぼが同店店員であったためである)名前を明かしたのも初登場時の第2話である。
デ・ジ・キャラットの外見は、黄緑色の髪にネコ耳、両耳の上に付けた大きい鈴及び首に着けた鈴、そしてメイド服の組み合わせといった愛らしい格好で、設定年齢が10歳の少女。また、喋るとき語尾に「にょ」を付けるのが特徴。デ・ジ・キャラットを中心としたメディアミックスの一環でアニメ化やゲーム化も行われ、作品によっては若干のデザイン変更がある。
[編集] アニメ
- Di Gi Charat (ワンダフル版) - 1999.11-12 TBS他 全16話(番組内コーナー・5分枠)
- Di Gi Charat サマースペシャル - 2000.8 - TBS他 全4話(30分枠・1回2話)
- Di Gi Charat クリスマススペシャル - 2000.12 - TBS他 全1話(30分枠・1話)
- Di Gi Charat お花見すぺしゃる - 2001.4 - TBS他 全4話(30分枠・1回2話)
- Di Gi Charat 梅雨スペシャル - 2001.8 - TBSアニメフェスタ会場にて上映 全2話(30分枠・1回2話)
- Di Gi Charat 夏休みスペシャル - 2001.8 - TBS他 全4話(30分枠・1回2話)
- Di Gi Charat 星の旅 - 2001.12 劇場版
- ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット - 2002.1-9 - アニマックスのちに千葉テレビ・テレビ埼玉・テレビ神奈川・三重テレビ・キッズステーションで放映 全48話(番組内コーナー・5分枠・注1)
- Di Gi Charat劇場 ぴよこにおまかせぴょ! - 全8話(30分枠・1回2話)
- デ・ジ・キャラットにょ - 2003.4-2004.3 テレビ大阪他 全104話(30分枠・1回2話・注2)
- ウィンターガーデン - 2006.12 TBS、BS-i
また、『パワーストーン』に1カットだけ出演したり、『魁!!クロマティ高校』では、ぴよこ・でじこ・ぷちこが友情出演して話題を呼んだ。 『カウボーイビバップ』、『ベターマン』、『エクセル・サーガ』にもパロディとして登場している他、『OH!スーパーミルクチャン』ではでじこによく似た風貌の萌えキャラが登場している(但しこれだけはブロッコリー非許諾)。
注1:アニマックスでは36話で放送打ち切り。
注2:テレビ東京系列以外の多くのネット局で51-52話(26回放送分)で打ち切り。
ワンダフル版・ぱにょぱにょデ・ジ・キャラットなどを除くほとんどが休日の朝の時間帯での放映で、小学生・幼児の視聴者も多かった。
[編集] ゲーム
- デ・ジ・キャラット ファンタジー - Windows/ドリームキャスト用ソフト
- デ・ジ・キャラット ファンタジー エクセレント - プレイステーション2用ソフト
- デ・ジ・キャラット C.C.G. - トレーディングカードゲーム
- でじこの麻雀パーティー - ゲームボーイカラー専用ソフト
- でじこミュニケーション - ゲームボーイアドバンス用ソフト
- でじこミュニケーション2(にょ) 打倒!ブラックゲマゲマ団! - ゲームボーイアドバンス用ソフト
この他、厳密にはゲームではないが、ドリームキャスト用インターネットクライアントソフト『ドリームパスポート3』のデ・ジ・キャラットバージョン『でじこのマイブラ』も発売された。
[編集] 漫画
- でじこのチャンピオンカップ劇場(コゲどんぼ著、秋田書店・少年チャンピオンコミックス)
- デ・ジ・キャラット でじこだにょ(コゲどんぼ著、ジャイブ・CR COMICS)
- でじこ★あどべんちゃー(コゲどんぼ原作・キャラクター原案、霧賀ユキ作画、角川書店・角川コミックスドラゴンJr.、全3巻)
- でじこ☆あらもーど(コゲどんぼ原作・キャラクター原案、霧賀ユキ作画、角川書店・角川コミックスドラゴンJr.)
- でじこのススメ(コゲどんぼ原作・キャラクター原案、とろろ作画、角川書店・角川コミックスドラゴンJr.)
- デ・ジ・キャラット劇場 ぴよこにおまかせっ!!(ひな。著、メディアワークス・電撃コミックス)
- デ・ジ・キャラット ぴよぴよぴよこちゃん(ひな。著、ジャイブ・CR COMICS)
- デ・ジ・キャラット GGBG!(山田J太著、ジャイブ・CR COMICS)
- デ・ジ・キャラット GGBG!おかわり(山田J太著、ソフトバンククリエイティブ・コミデジコミックス)
- デ・ジ・キャラット ラ・ビ・アン!-うさだの恋の物語-(花屋敷ぼたん著、ジャイブ・CR COMICS)
- デ・ジ・キャラットにょ(水瀬いつる著、小学館・フラワーコミックススペシャル)
- デ・ジ・キャラット公式コミックアンソロジー(メディアワークス・電撃コミックス、全4巻)
- デ・ジ・キャラットオフィシャルコミックアンソロジー(ブロッコリー)
[編集] 小説
- デ・ジ・キャラット(菜の花こねこ著、メディアワークス・電撃文庫、全6巻)
- デ・ジ・キャラットスペシャル 彗星祭りは大パニックにょ!(菜の花こねこ著、メディアワークス・電撃文庫)
- デ・ジ・キャラットファンタジー(菜の花こねこ著、富士見書房・富士見ファンタジア文庫、上下巻)
[編集] 主なキャラクター
『ウィンターガーデン』での設定に関しては『ウィンターガーデン』の登場人物で別途解説する。
[編集] デ・ジ・キャラット
デ・ジ・キャラット星からやってきた王女様。本名はショコラ。通称でじこ。語尾に「にょ」を付けて話す(一説には、最初期の設定では「~なんよ」であったが、キーボードで打つ際の誤変換で「~なにょ」になり、それが定着したという)。 地球にやって来た目的は「大女優を目指すため」と「アナローグ星のデ・ジ・キャラット星襲撃から逃げるため」の2つの説があるが、実は両方ともが公式設定であり、ただ作品によって異なる。得意技は「目からビーム」で、好きな食べ物はブロッコリー。外見とは裏腹に生意気、狡猾、そして迂闊な性格が一番の魅力。当初は「巨大化する」という設定があった(原作本等では「公然の裏設定」としてときどき使われる)。『にょ』ではまねき猫商店街で暮らす事になっているが、大抵の設定では秋葉原のゲーマーズにて女優を目指しながら働いている。『~ファンタジー』では記憶喪失になった。夏や冬にはコミケに走り、いおりん本を買いあさる。最近では業界に慣れたのか、当人も同人誌を描いていたりする。
[編集] プチ・キャラット
でじこの妹分で、通称ぷちこ。本名カプチーノ。なぜ妹分なのかというと、昔でじこに穴に嵌っていたところを助けられたかららしい。でじこの親戚か否かという具体的な描写はないが、王家の印である鈴を(髪飾りとして)身に着けているので、王家の一員であろう。語尾に「にゅ」を付けて話す。口数は少なく、たまに発する一言がすごく毒舌。でじこと同じく「めからびーむ」が出せるが、成功率は低く、謎のゲルや煙や水が出たりと失敗が多い。好物はオフィシャルページではレアステーキだが、アニメやアンソロジーでは刺身や納豆などとなっている。大の荒くれ者。
[編集] ラ・ビ・アン・ローズ
でじこのライバル。本名うさだヒカル。
命名は社内公募による。よく宇多田ヒカルを捩ったと思われがちであるが、宇多田ヒカルの日本デビュー前からこの設定は決まっていた。通称うさだ。性格は高飛車で、勝気。普段はアイドルを目指す、眼鏡に三つ編み姿の中学生。学校ではクラスの学級委員を務める。実は貧乏で寂しがり屋さん。意外と面倒見がよく優しいところもある。年齢の割にはスタイルがよい。「うさ耳コプター」、「耳からパンチ」、「ラビアンランチャー」、飛び膝蹴り等の得意技を持ち、特にうさ耳はまるで腕のように柔軟に、非常に力強く可動する。好物は笹団子と柿の種。両親がアメリカ暮らしなので貧乏な一人暮らし生活を送っている。でじこ達が地球に来る2年前はG.G.F.と共に戦い活躍した(ウェイトレスコスチュームやウサ耳はこのときに初着用。しかも自分からではない)。『にょ』では、従姉のお姉さんの「うさだあかり」も登場。また、実家は散髪屋。
[編集] ゲマ
でじこのお目付役。黄色いゴムまりに小さな腕が付いたような単純な形が特徴。いつもでじこの「目からビーム」を食らっている、いわゆる、でじこのストレス発散用品。水を吸うと膨張し、トイレに行くと元の姿に戻る。「マルムシ」や「きいまる」(「にょ」でのやっさん)などちょっと可哀想なアダ名があるのも特徴。いっけん上下が逆に見えるが、本人曰く、これで普通の状態らしい(「にょ」で、目が口の上にきた状態(つまり、普通の顔)で穴にはまったとき、「逆さまに埋まっちゃったゲマ、やな感じゲマ」と言っている)。かつて、ゲマの中には美少年が入っているとの噂が流れたが、虚説らしい。アニメでは家事をこなすなど、けっこう有能なようである。『にょ』の設定では、あやとりが得意。
[編集] 魔人がっぱ
10月25日生まれ
うさだの使い魔。季節によって増殖したりする。おなかに「ま」という文字があるが、下を向いて自分で書いたので上下逆になっている。得意技は水芸。好物は、かっぱらしくきゅうり。デザインはコゲどんぼではなくPN「くりむ」さんという方。ちなみにこちらもブロッコリー社員である。
[編集] ほっけみりん
ぷちこのお友達の、平べったくて二足歩行をして蟹歩きをする猫。「さ」「し」「す」「せ」「そ」という5児のお母さんでもある。小説やドラマCDでは「ニャー」と鳴くが、アニメでは全く言葉を発していないのが謎。よくぷちこの横で回ったり左右に揺れたりしている。
[編集] ピョコラ=アナローグIII世
アナローグ星(デ・ジ・キャラット星の隣)出身。通称「ぴよこ」。悪の軍団「ブラックゲマゲマ団(以下BG団)」首領。でじこを営利誘拐し、身代金をがっぽり貰おうと企んでるが、根が良い子だからかいつもでじこに騙されている。語尾に「ぴょ」を付けて話す。得意料理は「黒豆の煮付け」。得意技は「口からバズーカ」で、目からビームと同等の威力を持つ。母星に気を遣い、いつも無理をしがちなのが一番の魅力かもしれない。
基本デザインは『フロムゲーマーズ』における公募の優秀作品、それをコゲどんぼがパンダをイメージする服装にリメイクしてレギュラーキャラ化した。
[編集] リク=ハイゼンベルク
BG団元帥。コゲどんぼが『ちっちゃな雪使いシュガー』の取材でドイツへ行ったあと、以下の2人とともに誕生。冷静沈着で、あくどいことを平気で口にする。動物が大好きで御茶目な26歳。獣医師で、動物に好かれている事を誇りに思っている。また、動物と会話が出来る能力を持つ。好物は焼きそば。けれど密かに寿司に憧れている。
[編集] カイ=シュヴァイツァー
BG団中将。お母さんの形見のマグカップをいつも持っている。歯科医で、ぴよこの朝晩の歯磨きチェックは彼の仕事。ぴよこの大好きなバターサンドクッキーも彼の手作りらしい。生真面目だが、予想外の事件が起きると一番慌てふためく。ぴよこに仕える事を誇りに思っている。『にょ』では、少し目付きがきつい。
[編集] クウ=エアハルト
BG団少佐。有能な内科医。ぴよこの幼馴染で、ぴよこを呼び捨てしている。いつも首輪の後ろ(『にょ』では胸ポケット)にぴよことの思い出のパンダのぬいぐるみを持ち歩いており、洗濯するなど、大切にしている場面が端々で窺える(OVA6話より)。性格は生意気で不器用だが、その中にある優しさも散見される。好物はもちと納豆。しかし食べ物なら何でも好きな面がアニメ等では判る。
※リク・カイ・クウの3人を演ずる声優によるユニット「P・K・O」が存在している。
[編集] リンナ・キャラット
通称りんな。語尾には「みゅ」が付く。おっとりとした性格でお菓子作りが趣味。すぐ寝てしまう。
[編集] ミケ・キャラット
通称みけ。語尾に「みゃ」と付けている。りんなとは対象的に明るくパワフルな性格。
[編集] ラジオ
[編集] 地上波(ラジオ大阪)
- 放送局 : ラジオ大阪
- 放送期間 : 1999年10月~2001年9月
- パーソナリティ : 真田アサミ、氷上恭子、沢城みゆき
- 放送局 : ラジオ大阪、文化放送他
- 放送期間 : 2001年10月~2002年3月
- パーソナリティ : 真田アサミ、氷上恭子、沢城みゆき
- 放送局 : ラジオ大阪、文化放送他
- 放送期間 : 2002年4月~2003年3月
- パーソナリティ : 真田アサミ、氷上恭子、沢城みゆき
- 放送局 : ラジオ大阪、文化放送他
- 放送期間 : 2004年4月~9月
- パーソナリティ : 真田アサミ、氷上恭子、沢城みゆき、井口裕香
[編集] インターネットラジオ
- 放送局 : ラジオ大阪(インターネットラジオ)
- 放送期間 : 2000年3月~2004年9月
- パーソナリティ : 沢城みゆき
- 放送局 : BEAT☆Net Radio!(インターネットラジオ)
- 放送期間 : 2004年10月~12月
- パーソナリティ : 真田アサミ、氷上恭子、沢城みゆき
- 放送局 : 音泉(インターネットラジオ)
- 放送期間 : 2005年2月~10月
- パーソナリティ : 真田アサミ、井口裕香
[編集] 外部リンク
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