ドゥシャンベ
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ドゥシャンベ(Душанбе)は、タジキスタンの首都。1991年の人口は582,400人。都市名はタジク語で「月曜日」という意味である。
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[編集] 歴史
ドゥシャンベの地は紀元前の遺跡も残る古くからの定住地であるが、19世紀まで町というより村という程度の規模でしかなかった。ロシア革命後、赤軍の影響力が中央アジアに及んでくるとドゥシャンベは現地タジク人・ウズベク人反革命軍の拠点となるが、1922年にボリシェヴィキの手に落ちた。
中央アジアのソビエト連邦領が民族境界によって各共和国に区分されると、1929年にドゥシャンベの一帯はタジク自治共和国(のちタジク・ソビエト社会主義共和国)の首都に指定され、「スターリンの町」を意味するスターリナバードという名が与えられて近代都市が建設された。スターリナバードは1961年に旧村落名に由来するドゥシャンベの名に戻され、現在に至っている。
[編集] 経済
近郊に石炭、鉛、ヒ素の鉱脈がある。 綿織物で有名なドゥシャンベは、シルク、機械、電気製品、衣料品、革製品、トラクター部品、食糧もまた生産する。
[編集] 観光
- ハジ・ヤコブ・モスク(Haji Yakoub Mosque )(Haji Yacoub Mosque)
- 考古民族博物館(Museum of Ethnography)
- 国立タジキスタン総合博物館(Tajikistan unified museum)