ローマの謝肉祭序曲
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序曲『ローマの謝肉祭』作品9(ローマのしゃにくさい、フランス語:Ouverture du Carnaval Romain Op.9)は、フランスの作曲家エクトル・ベルリオーズが1844年に作曲した管弦楽曲である。ベルリオーズの序曲の中では今日最も頻繁に演奏されている。
なお、この作品は単独の演奏会用序曲であり、「ローマの謝肉祭」というオペラは存在しないし、その序曲ではもちろんない。
[編集] 作曲の経緯・初演
1838年に初演されたオペラ「ベンヴェヌート・チェッリーニ」は失敗に終わったが、ベルリオーズは自身の作品に対する愛着から、このオペラより主要な旋律を引用して単独の管弦楽曲へと編集するアイディアが浮かんだ。
オペラからはアリアの主題と「ローマの謝肉祭」の主題が引用された。新たな管弦楽曲の名前は後者の旋律の名前から「ローマの謝肉祭」に決定した。
1844年に行われた初演は成功し、それ以降ベルリオーズの代表的な管弦楽曲の1つとして知られている。
[編集] 編成
[編集] 曲の構成
「謝肉祭」の主題による序奏ののち、コーラングレがアリアの主題を穏やかに演奏する。アリアの主題が変奏されたあと、舞台は「謝肉祭」に転じる。その後、再びアリアの主題が顔をのぞかせながら、クライマックスに達する。
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