国道116号
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国道116号(こくどう116ごう)は、新潟県柏崎市から同県新潟市に至る一般国道。
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[編集] 概要
- 陸上距離:77.9km
- 起点:新潟県柏崎市(柏崎市大字長崎字本合457-2・長崎交差点=国道8号交点)
- 終点:新潟県新潟市(新潟市本町通七番町1054-2・本町交差点=国道7号、国道8号ほか起点、国道17号ほか終点)
- 主な経由地:燕市
- 指定区間:全線
- 重複区間(県道を除く):国道289号(燕市吉田春日町~新潟市)、国道402号(新潟市信濃町~本町)
- バイパス並行区間:新潟西バイパス・曽和IC~黒埼IC(8.6km、自動車専用道路)
- 片側3車線=新潟西バイパス・東行車線:小新IC~黒埼IC間、西行車線:新潟西IC~小新IC間(新潟市)、片側2車線=長崎交差点~西山町黒部交差点間(柏崎市・刈羽村)、昭和町交差点~本町交差点間(新潟市)、新潟西バイパス・高山IC~小新IC間(新潟市)、暫定2車線=新潟西バイパス・曽和IC~高山IC間(新潟市)、3車線変異区間=五十嵐東交差点~昭和町交差点間(新潟市)。前記以外は片側1車線
柏崎市と新潟市を結ぶバイパス経路。柏崎~新潟間の経路としては北陸自動車道の他、一般道としては長岡市中心部・三条市などを経由する国道8号、日本海に面した海岸沿いのルートを経由する国道352号・402号などがあるが、116号は内陸部をほぼ日本海に沿うような形で経由しており、起伏も少ないため、こちらを経由した方が最も近道となる。都市間輸送幹線として重責を担っており、全線が国直轄の指定区間となっている。両市間や上越市など県南部と県都、東北と関西、中部を結ぶ最短ルートであることなどから、長距離トラックの通行量が比較的多い路線でもある。
柏崎市の北郊にある長崎交差点で8号と分岐し、新潟市中心部までJR越後線とほぼ並行して走る路線だが、大河津分水路に架かる大河津橋以南の全線がバイパス化もしくは片側2車線に拡幅されるなどの改良が施されており、快適に走行する事ができる。大河津橋以北の新潟市寄りの区間は同市や三条市のベッドタウンとして機能しており、住宅地となっている他、ロードサイド型店舗が林立しているなどしており、特に燕市分水地区・吉田地区、新潟市巻地区の両市街地区間は慢性的に渋滞が発生しやすい状況にある。現在、後者については「巻バイパス」の建設工事が進められており、2005年1月17日に一部区間が開通した。また2006年度中には全線が開通する予定である。
沿線が新潟市に近付くに連れ、交通量は徐々に増加する。同市中野小屋地区にある田島交差点は西蒲原広域農道2号と交差しており、新潟市街方面から赤塚・西川地区へ向かう車両が多いものの道幅がやや狭い上、右折車線が設けられていないため、ほぼ終日に亘りピーク時で約1kmに及ぶ渋滞に苛まされていたが、上り側の右折車線が2005年4月9日に暫定完成、上り側の右折車線が2005年12月26日に完成、若干ながら渋滞が軽減された。しかし、拡幅されたのは交差点付近のみで右折車線がやや短く、また交通量も増加し続けているため完全な渋滞の解消には至っておらず、この田島交差点を中心とした渋滞の発生に関しては、更なる抜本的な改善策が必要となっている。
曽和ICで市街地を経由する区間と、新潟バイパス・新新バイパスに至る自動車専用道路の新潟西バイパス(曽和IC~黒埼IC間)とに分岐し、前者は内野、坂井、寺尾、小針など、古くからベッドタウンとなっている市西部地区(かつては砂丘地だった)を抜ける。うち、五十嵐東交差点~昭和町交差点間は上下3車線の車線変異区間。午前は市街地方面が2車線、午後は内野方面が2車線となる。関屋分水路を渡り、新潟島の西側を縦貫して、本町交差点で終点となる。
新潟市中心部の新潟市役所周辺は道路が複雑にクランクしている上、急カーブが点在するなど渋滞が発生しがちで支障をきたしていたが、2006年3月、市道(学校町通)の一部区間を拡幅して国道をショートカットする区間が開通し(通称・学校町ミニバイパス)、通行しやすくなった。
[編集] 歴史
- 1953年5月18日 二級国道116号柏崎新潟線(新潟県柏崎市~新潟市)として指定。
- 1965年4月1日 一般国道116号となる。
[編集] 通過市町村
[編集] 接続路線
- 柏崎市
- 国道8号(長崎交差点)
- 刈羽村
- 新潟県道73号鯨波宮川線(刈羽交差点)
- 柏崎市
- 新潟県道393号礼拝長岡線(和田交差点)
- 新潟県道23号柏崎高浜堀之内線(同~坂田・鬼王交差点、坂田・鬼王交差点から北陸自動車道・西山IC方面に至る)
- 新潟県道574号寺泊西山線(黒部交差点)
- 新潟県道393号礼拝長岡線(二田交差点)
- 新潟県道48号長岡西山線(荒谷IC)
- 出雲崎町
- 新潟県道336号出雲崎石地線(小木番場交差点)
- 国道352号(川西交差点)
- 新潟県道193号出雲崎柿の木小島谷線(沢田交差点)
- 長岡市
- 新潟県道574号寺泊西山線(籠田~両高交差点)
- 新潟県道192号久田小島谷線(落水交差点)
- 新潟県道169号寺泊与板線(島崎)
- 新潟県道574号寺泊西山線(上桐IC)
- 新潟県道574号寺泊西山線(硲田交差点)
- 新潟県道22号長岡寺泊線(敦ヶ曽根北交差点)
- 新潟県道549号渡部敦ヶ曽根線(大河津橋西詰)
- 燕市
- 新潟県道165号見附分水線(分水高架橋下、五千石交差点)
- 新潟県道374号五千石巻新潟線(同)
- 新潟県道18号燕地蔵堂線(笈ヶ島交差点)
- 新潟県道68号燕分水線(粟生津駅入口~下粟生津交差点)
- 国道289号(春日町交差点)
- 新潟県道250号月潟吉田線(富永交差点)
- 新潟市
- 新潟県道55号新潟五泉間瀬線(富岡交差点)
- 国道460号<巻南バイパス>(赤鏥交差点~赤鏥IC交差点、現在は新潟市道)
- 巻バイパス各交差点の接続道路は「巻バイパス」を参照
- 国道460号(巻総合高校前交差点、旧道区間)
- 新潟県道380今井巻線(巻北交差点)
- 新潟県道66号白根西川巻線(旗屋交差点)
- 新潟県道46号新潟大外環状線(善光寺交差点)
- 新潟県道46号新潟大外環状線(=新設区間、明田交差点)
- 新潟県道374号五千石巻新潟線(保古野木交差点)
- 国道116号新潟西バイパス(曽和IC)
- 新潟西バイパス各ICの接続道路は「新潟バイパス」を参照
- 新潟県道2号新潟寺泊線(槇尾交差点)
- 新潟県道16号新潟亀田内野線(坂井交差点)
- 国道402号(信濃町交差点)
- 新潟県道164号白山停車場女池線(市役所前交差点)
- 国道7号(8号、17号、113号、350号等含む)(本町交差点)
- 新潟県道565号郷土資料館線(同)
[編集] バイパス
[編集] 有料道路
なし
[編集] 道の駅
- 道の駅西山ふるさと公苑(柏崎市)
- 道の駅良寛の里わしま(長岡市、旧三島郡和島村)
[編集] 別名
[編集] 関連記事
[編集] 外部リンク
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