多磨駅
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多磨駅(たまえき)は、東京都府中市北東部にある西武鉄道多摩川線の駅。
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[編集] 駅構造
対向式2面2線ホームの地上駅。下りホームから2線を渡ると改札口である。改札を出ると線路をくぐる自由地下通路があり、駅東側に抜けられる。ここにバスターミナルがあり、JR中央線三鷹駅、京王線飛田給駅、調布駅までのバスの便がある。
[編集] のりば
- 武蔵境方面
- 是政方面
[編集] 利用状況
2005年度の1日平均乗降者数は11,901人である。(これは武蔵境駅に次いで2番目に多い)
[編集] 駅周辺
駅の北西方向に旧駅名の由来となった、東京都立多磨霊園がある。その北側には警視庁府中運転免許試験場がある。
また、旧在日米軍関東村跡地の北西端に近く、東京外国語大学や味の素スタジアムは東側バスロータリーがルートとなる。また東京都道110号府中三鷹線が傍を通る。また、調布飛行場の最寄駅となっている。 但し、調布飛行場までは徒歩30分の距離である。新中央航空乗り場が駅からみてもっとも東側の敷地にあるため。
[編集] 路線バス
- [ 鷹52 ] 三鷹駅~竜源寺~多磨駅~朝日町~車返団地・朝日町三丁目
[編集] 歴史
東京外国語大学の府中移転の際(2000年)、中嶋嶺雄学長(当時)が、駅名を「東京外国語大学前駅」とするよう、西武側と交渉したものの、周辺の墓石業者の猛烈な反対にあって実現しなかった。しかしその後、榊原記念病院の府中移転が決まったことにより(実際の移転は2003年)、駅名から「墓地」の2文字が消えることとなった。
また、この改称に伴い立地上多磨駅南西方向にあった北多磨駅は「多磨駅の南西に位置するのに、なぜ北多磨駅なのか」という疑問を生じないようにするため、白糸台駅と改称された。