小林成光
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小林成光(こばやし まさみつ、1978年4月13日 - )は栃木県出身、Jリーグ・サガン鳥栖所属のプロサッカー選手。ポジションは攻撃的ミッドフィールダーで、主に左右のサイドアタックを担う。
目次 |
[編集] プロフィール
[編集] 経歴
佐野日本大学高等学校から1997年に東京ガスフットボールクラブ(現FC東京)に入団、その年のJFL新人王に輝く。その後チームと共にJ2、J1と舞台を移しながらプレー、2002年からプロ契約を結ぶ。
そして同年、原博実監督が就任すると彼の掲げる攻撃的サッカーの左ウイングに抜擢。開幕戦、前年度王者鹿島アントラーズを相手に2得点2アシストの大活躍で、俄かに脚光を浴びる(翌日の日刊スポーツでは、「日韓W杯の秘密兵器」という文句と共に一面を飾ったほど)。実際当時の小林は絶好調で、次節の浦和レッドダイヤモンズ戦でも決勝点を挙げるなどFC東京の開幕ダッシュの立役者だった。
しかし、2002年4月15日、オートバイを運転中に突風でバランスを崩し転倒、右大腿部骨幹部を骨折し全治10ヶ月の大怪我を負ってしまう。結局その後2シーズンにわたりリハビリで棒に振ってしまいトップチーム出場は無し。2004年9月のナビスコカップ準々決勝ガンバ大阪戦で約2年半ぶりにスターティングメンバーに名を連ねた。
その後も怪我の後遺症からか、全盛期の輝きをなかなか取り戻せず、厳しい戦いを余儀なくされている。しかし、トップフォーム時に見せた柔軟なドリブルに期待しているファンも多く、完全復活が望まれている。
[編集] Jリーグ通算成績
年度 | チーム | リーグ | 背番号 | リーグ戦 | カップ戦 | 天皇杯 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
J・J1 | J2 | JFL | |||||||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
1997年 | 東京ガス | JFL | - | - | - | 30 | 7 | - | - | 4 | 1 | ||
1998年 | 東京ガス | JFL | - | - | - | 28 | 7 | - | - | 0 | 0 | ||
1999年 | FC東京 | J2 | 24 | - | 20 | 2 | - | 7 | 2 | 0 | 0 | ||
2000年 | FC東京 | J1 | 24 | 27 | 2 | - | - | 2 | 0 | 1 | 0 | ||
2001年 | FC東京 | J1 | 24 | 20 | 1 | - | - | 3 | 2 | 1 | 0 | ||
2002年 | FC東京 | J1 | 24 | 6 | 3 | - | - | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
2003年 | FC東京 | J1 | 24 | 0 | 0 | - | - | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
2004年 | FC東京 | J1 | 24 | 1 | 0 | - | - | 2 | 0 | 0 | 0 | ||
2005年 | FC東京 | J1 | 24 | 3 | 0 | - | - | 2 | 0 | 0 | 0 | ||
2006年 | 鳥栖 | J2 | 24 | - | - | - | - | - | - | - | |||
通算 | 57 | 6 | 20 | 2 | 58 | 14 | 16 | 4 | 7 | 1 |
[編集] 外部リンク
[編集] 関連項目
サガン鳥栖 - 2006 |
---|
1 シュナイダー潤之介 2 小井手翔太 3 加藤秀典 4 飯尾和也 5 金裕晋 6 村主博正 7 濱田武 8 尹晶煥 9 鈴木孝明 10 宮原裕司 11 新居辰基 12 富永康博 13 吉田恵 14 高橋義希 15 鐡戸裕史 16 髙地系治 18 竹村栄哉 19 奈良﨑寛 20 山口貴之 21 中林洋次 23 衛藤裕 24 小林成光 25 藤田祥史 26 長谷川豊喜 27 栫大嗣 28 廣瀬浩二 29 日高拓磨 30 蒲原達也 31 浅井俊光 32 平林輝良寛 34 山城純也 監督 松本育夫 編集 |
カテゴリ: サッカー選手に関するスタブ項目 | 日本のサッカー選手 | 東京ガスサッカー部の選手 | FC東京の選手 | サガン鳥栖の選手 | 1978年生 | 栃木県出身の人物