成恵の世界
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『成恵の世界』(なるえのせかい、en:THE WORLD OF NARUE)は、丸川トモヒロの漫画作品およびこれを原作としたラジオドラマ作品ならびにテレビアニメ作品である。
目次 |
[編集] 概要
「月刊少年エース(角川書店)」に1999年6月号から連載中。作者にとっては初の本格的な長期連載作品である。単行本は第9巻まで刊行されている(2006年10月時点)。作者の体調から、休載が多く単行本の新刊が刊行されるのに1年以上(月刊少年漫画雑誌では半年で1巻程度が平均)かかることも多い。
作品タイトルはA・E・ヴァン・ヴォークトの『非(ナル)Aの世界』から取ったといわれている。また、作品の様々な場面の細部に古典SFのパロディがあり、SF好きにはよりいっそう楽しめる。
2002年にはJFN系列のラジオ番組『カドカワ・サウンドシネマ』内にてラジオドラマ化(のちCD化)され、さらに2003年にはテレビアニメ化された。この際ラジオドラマ版とは一部キャストが変更されたのに伴い、テレビアニメ版キャストによるラジオドラマも制作されている(結果として第1話など回によっては原作・ラジオドラマ2種・テレビアニメの4種類存在するものがある)。比較的原作に忠実で評価の高いラジオドラマ版に対して、テレビアニメ版は全12話という制約からか原作とは一部内容の変更や割愛などがあったために一部のファンからは批判がある。また、主人公・七瀬成恵を演じた能登麻美子の出世作としても知られている。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
ある雨の日のこと。飯塚和人は捨て子犬を前に「犬を助ける優しい少年に惚れる女の子が現れる」妄想をしていた。そんな自分を気恥ずかしく思いながらも結局、犬を助けようとする和人。ところがいきなり後ろから現れた女の子が金属バットを振り上げて子犬を叩きのめしてしまう。子犬はある勢力が地球に送り込んだ生物兵器だったのだ。
いきなり現れて子犬を叩きのめし、自分を心配してくれながらも多くを語らず去っていく少女に、和人は興味を覚え心を奪われた。翌日、彼女がその場に残した金属バットを見せて友人の丸尾にその事を相談する。丸尾は学校の名簿から彼女の身元を割り出してくれた。隣のクラスの七瀬成恵だった。
バットを返しに行った和人は成恵を誘うが、微妙に会話が噛み合わない。挙句の果てに距離を置こうと様々な自分の欠点をあげつらっていく成恵に、和人はその全てを全く気にしないと豪語した。そして成恵は自分と父が宇宙人である事も告白するが、和人は勢いでそれすらも受け入れると返事をしてしまう。
和人の新鮮な対応に成恵は気を良くし、彼を「お付き合いの相手」として自宅へと招待する。かくして和人の「成恵の世界」を巡る超体験の日々が始まるのであった。
[編集] 作内における人物と組織の構図
- この世界は地球を中心として様々な宇宙人組織(大きく分けて2~3組織)が対立している構図が浮かんでいる。
- 宇宙の星々はそれぞれの惑星・星系・銀河ごとに独自の文化を持っており、それは全て地球内における各国家がトレースされたかのような状況を示している。そして、これらの星たちは銀河系連盟(略称:銀連)を形成し「機族」と呼ばれるロボットたちを前に立てた代理戦争を行う事で、パワーバランスを保っている。
- この状況は宇宙に生きる人々に「争いがすぐそばにある」という目に見えないストレスを常に与えており、それゆえに銀河系人(銀連に属する国家に籍を持つ人々の総称)は常に不機嫌である。成恵の父・七瀬正はその状況を打破したいと願い地球にやってきた。それは「銀河の星々の文化を一つに押し込めたような星が、なぜ即座に滅ぶ事がないのか」を知るためだった。
- 成恵をはじめとする「七瀬家」を中心として動いているのが、銀連に属する惑星国家のひとつ惑星日本とその下で動いている監察庁である。彼らは今のところ基本的には成恵たちの味方として動いている。
- どちらかといえば、この事象は監察庁(もっと穿った見方をするならば、地球担当監察官テイルメッサー鈴木)の独断に近いものであるように伺える。惑星日本上層部には七瀬家の存在を知らない者もいるらしい。しかしもちろん、一部の事情通や縁者は「地球の七瀬家」の存在を知っており、故に七瀬家は時折、外交の道具として使われかける事もある。
- それをよしとしない勢力が白鳥座アバロン(連載初期~中期時は北アメリカ星雲と表記される場合もあり)と呼ばれる宙域に属している過激派「地球は人類のもの連合」である。彼らは地球に機族と銀連(惑星日本)の人間がいるのを良しとせず、七瀬家を排除するために様々なテロ行為を行っている。しかし襲撃前に文面の整った予告状を送るなど変な所で礼儀正しい。また能力者(パーセプター)という人間(?)が所属するが、これらの人間は催眠術や念動力、予知能力などが使える。
- アバロンの文化では機械は道具にすぎないと考えるため「機族の否定」という意識がある。また、アバロンはその惑星国家開拓の過渡期において「蛇」と呼ばれる謎の機族的存在と戦いを強いられた歴史がある。故にアバロンの人々の意識上ではそれらが結びつき、機族と共にある銀連や、自らの意思に関係しないとはいえ、そこに属する七瀬家の存在は容認せざる事象としてテロの対象となる。
- 一方で白鳥座アバロンには、それら過激派を抑えようと考える比較的穏健派の政府も存在している。同宙域内のアバロン星雲合星国(ユナイテッド・スターズ・オブ・アバロン)がそれである。しかし、これも銀連とは宇宙・地球における権益を巡って反発、一触即発で戦争が起こりかねない間柄である。
[編集] 登場人物
[編集] 主人公
七瀬成恵(ななせ なるえ)声:能登麻美子
- 本作品の客格主人公で、和人の彼女。宇宙人(銀河系連盟・惑星日本人)と地球人のハーフ。
- 自らに宇宙人の血が混じっている事に、非常にコンプレックスを感じている。
- 当初は他者に対して距離を置く性格だったが、和人の理解と何事にも動じない想いもあり少しずつ変わっていき明るく外交的に。そして今までの孤独感からの反動により若干バカップル化(但し成恵から一方的)する。
- 日雇い労働者の父の元、七瀬家の家計を支える苦労人で、極度の貧乏性。若い身空でタイムセール争奪戦に出向くなどかなりの生活臭を持つオバチャン化が進んでいる。家事全般が好きで得意。
- バッティングをやらせればホームラン連発、塀の上を走るなどもお手の物。ハイキックは一発で失神させるなど、かなりスポーツ万能で身体能力が高い。
- テレポートを良く駆使するが、電子機器の取扱いには極めて弱い。
飯塚和人(いいづか かずと)声:阪口大助
- 本作品の主格主人公。当作(特に初期)は彼の視点で物語が語られている。
- ごく普通の中学生だが、少しオタク趣味がある。成恵の隣のクラスで、パソコン部に所属。
- 運動が若干不得意、勉強も並、漫画が好きだが絵は下手と特技は何も無いが、成恵や鈴の正体を知っても全く態度が変らないなど柔軟性のある思考を持ち、また直感力にも秀でており成恵のためなら喧嘩もするなどいざという時の行動力もあるため、何気に頼りにされていることが多い。
- やさしく穏やかな性格で成恵のコンプレックスを解きほぐしていく。
[編集] 主人公の友人たち
丸尾正樹(まるお まさき)声:福山潤
- 和人のクラスメートにして親友。はじめの幼馴染み。人呼んで「愛の伝道師」。
- 浮世離れしたカップルである成恵と和人を暖かく見守る、並外れた柔軟思考の持ち主。
- 一見助平で飄々としているが、やるべきときはやるし、他の3人を実にしっかりと纏めている。相談されることが多いのもその証左。
- 鈴たちが人間でないことや成恵達が宇宙人であることは大方察しているが気にしておらず、現実に目にしても全く驚かず何も変らなかった。
- 野球部に所属しスラッガーで4番。将来を期待されている。自宅は鮮魚店。千絵子という妹がおり、時々成恵達と絡む場面がある。パラレルワールドの未来では、米国の野球チーム『ニューヨークメッシ』に所属する大リーガーとなっている。
八木はじめ(やぎ はじめ)声:千葉紗子 (ドラマCDでは渡辺明乃)
- 丸尾とは家が隣同士の幼馴染み。成恵の同級生。文芸部所属。
- あだ名は「SFハカセ」で、その二つ名のとおりUFOや宇宙の事象に異常なまでの執着を示す。
- 親が共働きなことなどから孤独であることが多く、その反発として周囲を敵視していた。更に成恵とは「宇宙」というものに対する立場の違いから一層反目しあう間柄だったが、香奈花を橋渡しにして和解。打ち解けて無二の親友となった。
- しかし結局、成恵が宇宙人のハーフであることなどには気づいてないらしい。パラレルワールドの未来では、丸尾と恋仲(?)になっており、また、事務職として働く傍ら、SF小説家としてデビューしている。
永岡四季(ながおか しき)声:菊池志穂(ドラマCD)アニメ未登場キャラクター
- 成恵の小学校時代のクラスメート(現在は別の中学)。祖母が遺した古本屋「時台屋」の主人でもある。
- 常に猫の「ぴーと(ドラマCD版・声:千葉一伸)」をつれて歩き、ネコ語すら操る超越系の不思議少女。
- 物静か・おしとやかで物腰柔らかく本好き。祖母の若い頃に眉毛以外の見た目と性格が酷似している。
- 人を寄せ付けない成恵の事を常に心配していた。はじめとは別の意味で成恵の親友たる少女。
[編集] 七瀬家
七瀬正(ななせ ただし)声:菅原淳一
- 成恵・香奈花の父。惑星日本の地球調査員で銀河系連盟の常駐員(外交官)。ただし非公式。
- なぜなら惑星日本(銀河系連盟)の地球調査活動はアバロンとの外交問題から凍結されているため。
- 元々は惑星日本外務省のエリート官僚であったが、妻との離婚問題などで心理的打撃を受けて銀連の地球調査員に応募し、紆余曲折あって成恵の母と出会い結婚、そのまま地球に居つく。銀連では結構高給取りだったようだが、地球では工事現場などで日雇い仕事をしている。(銀連での財産・通貨は地球では使えないため)
七瀬香奈花(ななせ かなか)声:皆川純子
- ウラシマ効果によって年下になってしまった成恵の異母姉。純粋な銀河系(惑星日本)人。
- 非常にワガママなきかん娘だったが、和人の優しさに触れ、また成恵の姉となったことから、万年雪が解けるような心的成長を見せる。
- 成恵の姉だが年下のため、学校では一年後輩。同級生からは「香奈ちん」や「お嬢」と呼ばれている。
バチスカーフ 声:小菅真美
- 香奈花の世話役兼深次元護衛艦(軍所属だったが現在は退役)
- 常に穏やかで慎ましく働き者。気が使えてナイスバディでスポーツ万能な美人。隣のお姉さん的存在だが、香奈花はしっかり躾ける。
- 登場当所は表情も台詞も固かったが、以降は温和な表情が多くなった。
- ちなみに船体漢字名は「罰襟巻」
七瀬成美(ななせ なるみ) 声:川村万梨阿
- 成恵の母。旧姓・睦月(むつき)。成恵が9歳の頃(5年前)に交通事故で死亡している。
- 田舎の農家の娘で結婚前は町の電子部品工場で働いていた。両親を早く亡くしたらしく、正と会った時には姉夫婦と暮らしていた。
- 地元の「梅ノ川」で溺れていた正を介抱したのをきっかけに正と恋に落ち、後に駆け落ち同然で結婚する。成恵の行動力は成美に似たらしい。
- 詩を書くのが趣味。自作の詩から故郷の自然のように「恵みを成す人に」という願いを込めて娘に「成恵」と命名した。
名越晴香(なごし はるか)声:引田有美
- 香奈花の実の母で銀連惑星日本宇宙艦隊の軍人(現在の階級は大佐)。
- 初め、惑星日本外務省のエリート官僚(当時)だった七瀬正と結婚して香奈花を生むが、夫との生活のすれ違いから離婚した。現在は独身の模様。
- 現在は重護衛艦「こんごう」の艦長である。後にある事件がきっかけで前夫と後妻の子供である成恵と出会うことになる。
- アニメ版にも登場するが、当時原作においては回想シーンでのみの登場であったために具体的な設定は存在せず、単に「香奈花の母」としか表記されていない。
[編集] 惑星日本監察庁
朝倉鈴(あさくら りん)声:壱智村小真
- 精神制御パルスで人の心を操る監察庁の機族。諜報型だがドジが目立つおちこぼれ。
- ポニーテールで、衣装はミニスカートが多いが様々。
- 登場当所は使命を完遂することのみを思考するエージェント風だったが、次回登場以降は地球生活好きでひとなつっこいドジっ娘に変った。また和人へ密かに好意を寄せているようである。
- 機族三原則を最優先プログラムとしてインストールされているため、威嚇としても生き物に対して暴力を振るえない。このため野良猫にすら負けることがある。(ただし、これは全ての機族に共通した条項でもある)
- 成恵たちと関わる事で、機族の枠を超えた思考を身に着けつつある。
天堂蘭(てんどう らん)声:川上とも子
- 監察庁戦術型機族。勇壮だが相手を傷つける事を好まない。好きな装備はメカ取り網。
- ツインテールでユニセクシャルな衣装が多い。
- 戦闘時は大剣型の武器を使用し、相手を分解切断する。ベクトルドライブ(空間指向偏向装置)も使用可能。
音無麗(おとなし れい)声:桑谷夏子
- 監察庁戦略型機族。おしとやかでいかなる時も冷静を常とする。
- ロングヘアーでお嬢様な衣装と帽子を好む。
- 電子戦に長け、索敵警戒を担当。また戦闘時には相手のコードを読み解き蘭の武器を強化したり、高い精度の挙動予測を行って蘭をサポートする。誘導型ミサイルやファンネルを使用した直接攻撃も可能。
- 蘭と麗が揃えば、軍の一般機族では全く歯が立たない歴戦の勇士の放浪機(機族)すら無傷で葬る戦闘力を示す。
テイルメッサー鈴木( - すずき)声:西村知道
- 惑星日本監察庁の監察官。凛・蘭・麗の直接の上司であり、正の上司でもあった。
- その立場から成恵に「惑星日本」の人間である事を自覚するよう求めていたため、最初は成恵に嫌われていた。そういう意味では成恵の「宇宙人コンプレックス」の元凶である。
- しかし一方で七瀬家が穏便に過ごせるよう影ながら見守り、七瀬家が地球に居るだけでも生み出される(+成恵達の警戒心の無さが生み出す)様々な問題や圧力に対処・防護しており、特に純粋な銀河系人である正や香奈花が地球で平穏に生活できる理由は、彼を抜きにしては語れない。
- かなり優秀な麗・蘭と未知の可能性を秘める鈴を有し、地球圏の通信統括星船の上司であったりすることなどからも、彼の権限、少なくとも地球におけるそれはかなり大きい様子。
[編集] 香奈花の友人
味沢千佳(あじさわ ちか)声:なし(原作のみ。アニメ未登場キャラクター)
中村明子(なかむら あきこ)声:なし(原作のみ。アニメ未登場キャラクター)
- 香奈花のクラスメートで親しい友人。頭にハチマキのメガネっ娘でオタク趣味を持つ。
- 一応は常識人で千佳を諌める役目を持っているが、やおい小説趣味の点で暴走しやすい。
- あだなは「アキ」。ちなみに明子のオタク趣味は姉(アニメショップ店員)の影響である。
[編集] 桜ノ中学校
天乃川宇宙(あまのがわ そら)声:なし(原作のみ。アニメ未登場キャラクター)
- 和人のクラスの少しズレた美人の副担任。
- 実はアバロン星雲合星国の特佐(スパイ)で本名はユニ・ミルキーウェイ。強力な超能力者(パーセプター)である。
- 地球と七瀬家について調査にやってきた。教師になるのは以前からの夢で、その辺は楽しんでいる模様。
金原光一(かねはら こういち)声:千葉一伸(ドラマCD)アニメ未登場キャラクター
- 成恵と八木のクラスである2年2組の担任教師。テニス部の顧問。
- 生徒思いの若き静かな熱血教師として知られており、生徒には慕われている。意志薄弱と言われがちだが、実は底抜けの優しさを持つお人よしであるが故に我を通せないだけ。生徒のために我が身すら投げ出せる教師として最高の信念と適正を持つ男。オープンのスポーツカー(ローン残り5年)を乗り回すナイスガイ。
- 実はヅラであり、しかも車のローンに給料の大半を取られているため、安物を着用。そのためよく脱げるので全校に知られている。が、本人的にはトップシークレットであり、周囲の生徒たちも気付いている事を気付かれないように必死でフォローしている。
- 彼女なし。宇宙先生に片思い中。
[編集] 魔砲少女四号ちゃん
大当真名花(だいとう まなか)声:野川さくら (ドラマCDでは西村ちなみ)
- 劇中劇のテレビアニメ『魔砲少女四号ちゃん』の主人公。
- 死亡寸前の先代四号より魔法の銃砲である「四号の魔砲」を託され、それをめぐる争いに巻き込まれる。
- 『魔砲少女四号ちゃん』の登場人物。
- 全魔砲の壊滅を目指す宗教一族の娘で、真名花には当初魔砲の破壊使命によって接近したが、真名花の想いに打たれ宗教一族から離反、親友となる。
[編集] テレビアニメ
2003年4月~6月、毎日放送系列(ただし関東地区は独立UHF放送局)で放送された。全12話。
放送局:毎日放送・中部日本放送・テレビ神奈川・千葉テレビ放送・テレビ埼玉・キッズステーション
- (後にAT-Xでも放送されている)
[編集] スタッフ
- 製作:成恵の世界製作委員会(東芝デジタルフロンティア・東芝・メディアファクトリー・博報堂・毎日放送・ポニーキャニオン・ビースタック)
- 総監督:芦田豊雄
- エグゼクティブプロデューサー:加藤鉄也・永田勝治・好木俊治・古川陽子
- アニメーションプロデューサー:酒井明雄
- シリーズ構成:杉谷祐
- キャラクターデザイン:平山貴章
- 総作画監督:平山貴章・高橋美香
- アニメーション製作:スタジオライブ
[編集] サブタイトル
- ボクの彼女は宇宙人
- はじめてのデート
- 二人の秘密基地
- 年下のお姉ちゃん
- 香奈花学校へ行く
- 恋はインパクト!
- プール!?危機三発
- 地球からのメッセージ
- 恋する星船
- コスプレ大作戦
- 小さな結婚式
- 祭の夜
[編集] 補足事項
- 劇中劇の『魔砲少女四号ちゃん』はスピンオフして漫画化されたことがあるが、単行本未収録である。また、ラジオドラマ版には全編が『四号ちゃん』という回がある(ちなみに、テレビアニメ版の『クレヨンしんちゃん』において、1話がまるごと劇中アニメ『カンタムロボ』のエピソードとなるなど、他の作品においても「劇中劇が本編を乗っ取る」といった、同様の事例・先例は存在する)。
- テレビアニメ『魔法少女リリカルなのは』とその続編の『魔法少女リリカルなのはA's』は、攻撃魔法の撃ち合いが作品の主題となっていることから、同作品のファンの間では「魔法ではなく魔砲少女」と呼ばれることもあるが、魔法の魔砲への置き換えを借用した以外、その内容については『四号ちゃん』とは全くの無関係である。
- 作者が公私共につきあいがあり、かつ本作と同じく「月刊少年エース」で連載をもっている天津冴が刊行した同人誌に、本作の設定資料が掲載されたことが何度かある。
- いわゆるUHFアニメに分類されるアニメ作品では、初めて放送局が制作に参加した作品である(MBS制作の深夜アニメは、これ以前にも関東地区では独立U局にネットされているが、本放送終了後にネットされたためUHFアニメとして扱わない場合がある)。
- これまではMBS制作の深夜アニメ(UHFアニメ)作品は、CBCでは遅れネットだった(「MBSでの本放送終了後にネット」がほとんど)だったが、本作より同時期ネットとなる。
[編集] 外部リンク
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