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秋田豊 |
名前 |
愛称 |
アキ |
カタカナ |
アキタユタカ |
ラテン文字表記 |
AKITA Yutaka |
基本情報 |
国籍 |
日本 |
誕生日 |
1970年8月6日 |
出身地 |
愛知県三好町 |
身長 |
180cm |
体重 |
78kg |
血液型 |
B型 |
選手情報 |
在籍チーム |
名古屋グランパスエイト |
ポジション |
DF |
背番号 |
2 |
利き足 |
右足 |
代表歴 |
キャップ |
45 |
得点/失点 |
4 |
|
■Template(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
秋田豊(あきた ゆたか、1970年8月6日 - )は愛知県三好町出身のサッカー選手。ポジションはDF、おもにセンターバックをつとめる。愛知高校、愛知学院大学卒業後、鹿島アントラーズに入団。長く鹿島の「不動のセンターバック」として、チームの9冠に大きく貢献した。その間日本代表にも選出され、1998年フランス大会、2002年日韓共催大会の2回のワールドカップを経験している。2003年のリーグ終了後、鹿島から戦力外通告を受け、現所属チームである名古屋グランパスエイトに移籍。身長180cm。体重78kg。血液型B型。 対人、空中戦に絶対の自信をみせる屈強なセンターバック。
[編集] プレイスタイル
- 1対1での強さ、ハイボールへの強さを持つJ屈指のセンターバック。
- 攻撃時のセットプレーでの強烈なヘディングシュートは、チームにとって大きな武器である。相手に当たり負けしない強靭なフィジカル、絶妙なポジショニング、打点の高さ、ボールをミートした瞬間の強さ。秋田のヘディングは、見る者に強烈なインパクトを残す。
- 古賀正紘、角田誠(現在の所属は京都パープルサンガ)などが揃う名古屋グランパスエイトでは、チームが4バックを敷く場合、CBとしては控えに回ることが多く、秋田といえどもレギュラーを奪取するのは簡単ではない。しかし、チームが3バックの場合には、秋田がスイーパーを務めることがある。ハイボールをヘッドではじき返す高さは相変わらず健在だが、経験に裏打ちされた深い読みとカバーリングでも、チームの失点を防ぐことに貢献している。
[編集] 人柄など
- とにかく練習熱心。また日常生活でも「プロ選手」としての心がけを決して忘れず、体調管理・栄養管理などにも細心の注意を払う。
- そうした秋田の姿勢は、クラブチームにおいても日本代表チームにおいても高く評価されてきた。代表では加茂・岡田・トルシエ・ジーコという4人の監督によってメンバーに選ばれており、人を選ばないその信頼の高さが窺えよう。
- 鹿島アントラーズからの戦力外通告は、本人にとっても、そしてチームメートやサポーターにとっても大きなショックであった。まだまだ現役続行を希望していた秋田を欲しがるクラブは複数あったが、秋田は移籍先として地元である名古屋グランパスエイトを選んだ。息子から「(アントラーズと同じ)赤いユニフォームが良い」と言われた事も、名古屋への移籍を決めた理由と言われている。
- 腕立て伏せが得意で、200回以上できるらしい。
- 休日は海へ行き、サーフィンをして過ごす日もある。
- 鹿島在籍時、チームスポンサーでもあるトステムのCMで菊地桃子と共演。「優しい夫」役でピッチ上とは違った一面を見せた。
[編集] 所属クラブ
[編集] 戦歴
[編集] Jリーグ通算成績
年度 |
チーム |
リーグ |
背番号 |
リーグ戦 |
カップ戦 |
天皇杯 |
J・J1 |
J2 |
出場 |
得点 |
出場 |
得点 |
出場 |
得点 |
出場 |
得点 |
1993年 |
鹿島 |
J |
- |
35 |
0 |
- |
5 |
1 |
5 |
2 |
1994年 |
鹿島 |
J |
- |
38 |
4 |
- |
1 |
0 |
0 |
0 |
1995年 |
鹿島 |
J |
- |
50 |
0 |
- |
- |
4 |
0 |
1996年 |
鹿島 |
J |
- |
16 |
0 |
- |
4 |
0 |
3 |
0 |
1997年 |
鹿島 |
J |
3 |
21 |
3 |
- |
2 |
2 |
5 |
1 |
1998年 |
鹿島 |
J |
3 |
32 |
3 |
- |
1 |
0 |
4 |
0 |
1999年 |
鹿島 |
J1 |
3 |
28 |
2 |
- |
6 |
1 |
2 |
0 |
2000年 |
鹿島 |
J1 |
3 |
28 |
1 |
- |
7 |
0 |
4 |
1 |
2001年 |
鹿島 |
J1 |
3 |
29 |
2 |
- |
6 |
1 |
2 |
0 |
2002年 |
鹿島 |
J1 |
3 |
29 |
4 |
- |
8 |
0 |
5 |
1 |
2003年 |
鹿島 |
J1 |
3 |
28 |
1 |
- |
5 |
0 |
4 |
1 |
2004年 |
名古屋 |
J1 |
2 |
26 |
0 |
- |
|
|
|
|
2005年 |
名古屋 |
J1 |
2 |
19 |
1 |
- |
|
|
|
|
2006年 |
名古屋 |
J1 |
2 |
|
|
- |
|
|
|
|
通算 |
379 |
21 |
- |
|
|
|
|
[編集] 日本代表
[編集] 獲得タイトル
[編集] クラブ
- Jリーグ年間王者 4回(1996年、1998年、2000年、2001年)
- Jリーグ1st優勝 2回(1993年、1997年)
- Jリーグ2nd優勝 3回(1998年、2000年、2001年)
- 天皇杯優勝 2回(1997年、2000年)
- リーグカップ優勝 3回(1997年、2000年、2002年)
- スーパーカップ優勝 3回(1997年、1998年、1999年)
- A3チャンピオンズカップ優勝 1回(2003年)
[編集] 個人
- Jリーグベストイレブン 4回(1997年、1998年、2000年、2001年)