EAST END×YURI

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EAST END×YURI（イーストエンドプラスユリ）は日本のヒップホップユニットである。

メジャーデビュー曲の『DA.YO.NE』はミリオンヒットを記録、2ndシングル『MAICCA』と共に流行語大賞にノミネートされ、日本人にとってそれまでマイナーだったヒップホップの存在を大きく印象づけたと言っても過言ではない。その反面、「売れるための手法（セル・アウト）」に激しい批判をヒップホップ（ことにヒップホップにおいてセル・アウトは非難される）やその他の分野から受けたことも事実。「英語以外のラップによるCD売り上げ記録」としてギネスブックにも掲載された。ちなみにNHK 紅白歌合戦出場したとき、バッグダンサーの中にRIP SLYMEのメンバーSUが踊っていた。

EAST ENDは RHYMESTER、 MELLOW YELLOW、 RIP SLYME、 KICK THE CAN CREW、 CUE ZERO、 CHANNEL、 DJ TATSUTA、 DJ SHUHOなどが所属するFUNKY GRAMMAR UNITに在籍。

TBS系COUNT DOWN TVでは、イープリと呼ばれていた。

1994年に東京パフォーマンスドールの市井由理とEAST ENDのメンバーによって、EAST END×YURIが結成された。1998年に活動休止。1999年にはGAKU-MCがソロでシングル・アルバムをリリースした。現在はEAST ENDの活動のみ行われている。

2006年、GAKU-MCが桜井和寿のコラボレーション楽曲「手を出すな!」を発表。

[編集] メンバー

GAKU-MC（本名：須古学） - MC担当。
ROCK-Tee（本名：角田頼泰） - DJ担当。
YOGGY（本名：鈴木義親） - DJ担当。
YURI（本名:市井由理）- ボーカル担当。

[編集] ディスコグラフィ

[編集] シングル

『DA.YO.NE』（1994年8月21日発売）101.8万枚
『MAICCA～まいっか』（1995年2月13日発売）売り上げ 113.3万枚
『いい感じやな感じ』（1995年4月21日発売）売り上げ　42.7万枚
『何それ』（1995年7月21日発売）売り上げ　　8万枚
『ね』（1995年12月1日発売）売り上げ　　5万枚
『日曜の朝の早起き』（1996年5月22日発売）売り上げ　　0.4万枚
『ココロエ』（2003年8月27日発売, EAST END）

[編集] アルバム

『Beginning of The END』（1992年9月20日発売, EAST END）
『denim-ed soul』（1994年6月25日発売）
『denim-ed soul 2』（1995年6月21日発売）
『Beginning of the Endless』（2003年9月24日発売, EAST END）
『Threee』（2005年6月22日発売, EAST END）

[編集] 『DA.YO.NE』のローカル版

『DA.YO.NE』のメガヒットを受けて、その地方版（方言版）とも呼べる CD が同時期に多数リリースされた（参考）。

1995年2月22日に発売された大阪の WEST END x YUKI は、今田耕司・東野幸治・武内由紀子（from O.P.D）による構成で、DA.YO.NE に次ぐ売り上げ（56万枚以上、年間59位）を記録し、アルバムまでリリースした。

SO.YA.NA （そやな） - WEST END x YUKI from O.P.D　56万枚

関西弁（大阪弁）以外の5バージョンは、約2ヶ月遅れの1995年4月21日に同時発売された。北海道弁バージョンの NORTH END x AYUMI には、「水曜どうでしょう」のミスターこと鈴井貴之が、後に彼の夫人となるAYUMI（小樽市出身）と参加。また、博多弁バージョンの SOUTH END x YUKA には博多華丸、おたこぷー、後に女優となる板谷由夏（福岡県出身）が参加。東北弁（仙台弁・津軽弁）バージョンの NORTH EAST x MAI では、とくダネ!レポーターで、元岩手めんこいテレビアナウンサーの熊谷麻衣子（仙台市出身）らが参加。