KAN
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
KAN(かん、1962年9月24日 - )は、福岡県福岡市出身のシンガーソングライター。本名は木村 和(きむら かん)。 福岡市立田島小学校(現 笹丘小学校)、福岡市立友泉中学校、福岡県立城南高等学校、法政大学社会学部卒業。(笹丘小→友泉中の後輩には、w-inds.の橘慶太がいる。) アップフロントエージェンシー所属。
目次 |
[編集] 人物・概要
1987年4月25日、シングル「テレビの中に」および同名のアルバムでデビュー。
1988年10月から1999年10月までSTVラジオ「アタックヤング」のパーソナリティーを務めた他、1989年6月からはFM802「MUSIC GUMBO」の隔週レギュラーもスタートする等、ブレイク以前から一部で人気を博していた。ラジオでは、村田和人や槇原敬之やMr.Childrenの桜井和寿、ウルフルズのトータス松本等とコラボレーションもしていた。「POP THE MUSIC」と言うコーナーでは、週代わりでDJが1小節ごとに作曲をし、それにリスナーからの作詞を募集して1曲を完成する物もあった。
シングル「愛は勝つ」がフジテレビ系『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』でとりあげられ大ヒットし、1991年の日本レコード大賞(ポップス・ロック部門)を受賞。 第42回NHK紅白歌合戦で初出場した。 尚、「愛は勝つ」は2004年に市川由衣にカバーされた。
2002年2月に「フランス人になりたい」と言う夢の実現の為住居をフランス・パリに移すが、2004年7月に帰国し日本での音楽活動を本格的に再開する。
他のアーティストへの楽曲提供の数々でも知られる。主な提供アーティストとして今井美樹(「雨にキッスの花束を」/アニメ版YAWARA!2代目オープニング曲)、後藤真希(「スッピンと涙」)、SMAP、&G(稲垣吾郎)等。
自ら「インチキシェフ」と名乗るかなりのグルメ人で、「弁当」と言う大量生産系の物が嫌い。コンサート、ライブ等でもほぼ必ず出前か外食。マヨネーズが嫌い。
2006年2月22日に5年振りのニューシングル「カレーライス」を発表。
同年8月30日にアルバム「遥かなるまわり道の向こうで」を発表。 翌月からライブハウスツアー「座ってポン!」が開催された(4会場6公演)。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] シングル
- テレビの中に
- BRACKET
- だいじょうぶI'M ALL RIGHT
- OVER YOU
- 東京ライフ
- REGRETS
- 健全 安全 好青年
- 愛は勝つ
- イン・ザ・ネイム・オブ・ラブ/ときどき雲と話をしよう
- プロポーズ/恋する気持ち
- こっぱみじかい恋
- 言えずのI Love You
- 死ぬまで君を離さない/KANのChirstmas Song
- 丸いお尻が許せない
- まゆみ
- いつもまじめに君のこと
- SUNSHINE OF MY HEART
- すべての悲しみにさよならするために
- 東京に来い/練馬美人
- MAN
- 涙の夕焼け
- SONGWRITER
- ドラ・ドラ・ドライブ大作戦
- サンクト・ペテルブルグ~ダジャレ男の悲しきひとり旅~
- 英語でゴメン
- HAPPY TIME HAPPY SONG
- 今年もこうして二人でクリスマスを祝う
- CLOSE TO ME
- Superfaker
- カレーライス
[編集] アルバム
オリジナル
- テレビの中に
- NO-NO-YESMAN
- GIRL TO LOVE
- HAPPY TITLE−幸福選手権−
- 野球選手が夢だった
- ゆっくり風呂につかりたい
- TOKYOMAN
- 弱い男の固い意志
- 東雲
- MAN
- TIGERSONGWRITER
- KREMLINMAN
- Gleam & Squeeze
- 遥かなるまわり道の向こうで
ベスト
- めずらしい人生
- The Best Singles FIRST DECADE
- TREASURE COLLECTION
- GOLDEN☆BEST
限定盤
- 何の変哲もないLove Songs(オフィシャルサイト開設記念限定盤・完全新録弾き語りCD、現在は入手不可能)
[編集] 楽曲提供
- 稲垣吾郎(SMAP) 「THOUSAND NIGHTS」「平和の歌」(&g名義)
- 今井美樹 「雨にキッスの花束を」「新しい街で」
- Qlair 「新しいシャツ」
- 後藤真希 「スッピンと涙。」
- 須藤薫 「口笛と雨傘」
- 丹下桜 「Journey Into Myself」
- 中山忍 「銀の蓋」
- 松本伊代 「土曜日のPARTY」
- 薬師丸ひろ子 「私の町は今、朝」
- やまだかつてないWINK 「さよならだけどさよならじゃない」
- 横山知枝 「元気だせよな」「さよならだけどさよならじゃない(New Recording)」