SO505i
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
mova SO505i(ムーバ・エス オー ごー まる ごー アイ)は、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが開発した、NTTドコモによる第二世代携帯電話 (mova) 端末製品。
目次 |
[編集] 概要
505iシリーズとしてD505iに次ぎ、2番目に発売された。外部メモリーはメモリースティック Duo(128MBまで:ドコモ発表。)対応である。
180°スタイル(ワン・エイティ スタイル)と呼ばれる、スナップターン式の開閉方式を採用した。auではリボルバースタイルなどと呼ばれる。回転式ボディはSO505iS、SO506iCに引き継がれている。弱点として、ボディがこの機構とメガピクセルのカメラの搭載により、かつて無いほどまでに厚くなり、当時としては相当厚い33mmとなってしまった。また電池持ちも悪いと評判だった。重量も145gと比較的重たかった。当時のジンクスとして「140gを超えると売れない」と言われていたが、後記する「電話機能付きデジカメ」のコンセプトが評価された事より売れ、新規即解約してデジカメとして使う人が続出した。
カメラ性能は携帯電話では当時では最高の、130万画素CCDを搭載し、メガピクセル時代の到来を警笛した。デジカメスタイルの撮影ボタン配置を採用した最初の機種でもある。
iアプリは「i絵文字メール」、「ケータイポストペットSO」、「TVリモコン」、「フォトスタンド」、「LEDJAVa_SO505i」、「UNION_SO505i」がプリインストールされている。
505iシリーズ共通の特徴として、Flashの対応、ブラウザの1ページあたりのサイズの拡大、iアプリも強化され、iアプリDXにも対応するようになった。
[編集] 仕様
- 寸法:
- 形状:回転式
- 高: 105 ミリメートル
- 幅: 50 ミリメートル
- 厚: 33 ミリメートル
- (折りたたんだ時)
- 重量: 145 グラム
- カラー:
- 画面:
- メイン: 256×320 ピクセル 2.2 インチ 半透過型TFT
- サブ: なし
- カメラ:
- アウト: 130万画素 CCD
- イン: movaなので無し
- 電池:
- 容量: mAh
- 連続待受時間: 400 時間
- 連続通話時間: 140 分間
[編集] 歴史
- 2003年3月20日: 電気通信端末機器審査協会 (JATE) による審査を通過(認定番号: )。
- 2003年3月24日: 技術基準適合証明 (TELEC) による審査を通過(証明記号: )。
- 2003年4月8日: D505i・N505i・P505i・SH505i とともに mova505i シリーズの開発を発表。
- 2003年6月4日: SO505i 発売。
[編集] 不具合
- 2003年6月5日: 2003年5月までに製造された機種に、メール操作中にボタンが効かなくなる不具合が有る事が発表された。7月10日よりソフトウエアの書き換えを開始した。対象機種は12万5000台。
[編集] 関連項目
- premini