阪急9000系電車
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阪急9000系電車 | |
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特急運用に就く阪急9000系 | |
起動加速度 | 2.8(設計上は3.3)km/h/s |
営業最高速度 | 115km/h |
設計最高速度 | 130km/h |
減速度 | 3.7km/h/s(通常) 4.2km/h/s(非常) |
編成定員 | |
全長 | 19,000mm |
全幅 | 2,750mm |
全高 | 4,095mm |
編成重量 | |
軌間 | 1,435mm |
電気方式 | 直流1,500V(架空電車線方式) |
駆動装置 | 三相交流かご式誘導電動機 |
編成出力 | 200kW×12=2400KW |
制御装置 | IGBT素子によるVVVFインバータ制御 (ベクトル制御) |
ブレーキ方式 | 全電気指令式電磁直通空気ブレーキ (電力回生優先ブレーキ付き) |
保安装置 | |
備考 |
阪急電鉄の9000系電車(9000けいでんしゃ)は、2006年7月31日に神戸線で営業運転を開始した阪急電鉄の通勤形電車。
目次 |
[編集] 概要
京都線用の9300系と同様に日立製作所に発注され、2006年5月22日から25日にかけて、正雀工場に第1編成(8両)が納入され、6月25日に西宮車庫へ回送した。
9300系を導入した際には、営業運転開始の数日前に一般向けの試乗会を実施したが、この9000系では一般向けの試乗会は行わずに、ファンクラブ会員のみを対象にした試乗会を2006年7月29日に実施した。
9300系とデザインは変わらないが、以下の点で相違点が存在する。
[編集] 9300系との相違点
- 車体寸法が若干異なる。
- 座席は全席ロングシート(9300系はドア間が転換・固定式クロスシート・一部車端部はロングシート)。
- 網棚の形状は板状から棒状のものに変更した。
- 車内案内表示装置は液晶ディスプレイ(LCD)を採用。並行する西日本旅客鉄道(JR西日本)のJR神戸線などで運用する321系とは異なり、東日本旅客鉄道(JR東日本)E231系500番台や小田急電鉄新3000形、東京急行電鉄新5000系列などと同様、ドア上に千鳥設置している。左側は広告やニュース、右側は路線案内を表示する。
- 客用窓中間の巻き上げカーテン用のガイドレールを廃止した。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
阪急電鉄の車両 |
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現用車両 |
神戸線・宝塚線:9000系・8200系・8000系・7000系・6000系・5100系・5000系・3000系・3100系・2000系 京都線:9300系・8300系・7300系・6300系・5300系・3300系・2300系 |
過去の車両 |
神戸線・宝塚線:5200系・2200系・2100系・2021系・1200系・1100系・1010系・1000形・810系・800系・610系 550形・920系・900形・600形・500形・380形・320形・300形・98形・96形・90形・51形・34形・1形 京都線:2800系・1300系・1600系・710系・210系・700系・200形・100形(P-6)・10形(P-4・P-5) |
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