1988年のスポーツ
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目次 |
[編集] できごと
- 2月13日~28日 - 第15回カルガリーオリンピック開催
- 3月17日 - 日本初の屋根つき球場東京ドーム (BIG EGG) オープン
- 5月16日~20日 - 第1回世界レジャー・レクリエーション会議、カナダで開催
- 9月10日 - シュテフィ・グラフが全米オープンで初優勝、女子テニス史上3人目の年間グランドスラムを達成。1970年のマーガレット・コート夫人(オーストラリア)以来18年ぶりの快挙となる。10月1日にはソウル五輪の金メダルも獲得し、「ゴールデン・スラム」という新語が造られた
- 9月17日~10月2日 - 第24回ソウルオリンピック開催
- 11月27日 - 大相撲の千代の富士貢、大乃国康に敗れ、連勝53でストップ
- 12月15日 - 箱根駅伝の伴走車を廃止
[編集] 総合競技大会
- 第4回インスブルックパラリンピック(1月17日~24日) - 日本の獲得メダル : 金0、銀0、銅2
- 第15回カルガリーオリンピック(2月13日~28日) - 日本の獲得メダル : 金0、銀0、銅1
第15回カルガリーオリンピック | |||||
---|---|---|---|---|---|
順位 | 国・地域名 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
1 | ソビエト連邦 | 11 | 9 | 9 | 29 |
2 | 東ドイツ | 9 | 10 | 6 | 25 |
3 | スイス | 5 | 5 | 5 | 15 |
4 | フィンランド | 4 | 1 | 2 | 7 |
5 | スウェーデン | 4 | 0 | 2 | 6 |
6 | オーストリア | 3 | 5 | 2 | 10 |
7 | オランダ | 3 | 2 | 2 | 7 |
8 | 西ドイツ | 2 | 4 | 2 | 8 |
9 | アメリカ | 2 | 1 | 3 | 6 |
10 | イタリア | 2 | 1 | 2 | 5 |
詳細はカルガリーオリンピックを参照 |
第24回ソウルオリンピック | |||||
---|---|---|---|---|---|
順位 | 国・地域名 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
1 | ソビエト連邦 | 55 | 31 | 46 | 132 |
2 | 東ドイツ | 37 | 35 | 30 | 102 |
3 | アメリカ | 36 | 31 | 27 | 94 |
4 | 韓国 | 12 | 10 | 11 | 33 |
5 | 西ドイツ | 11 | 14 | 15 | 40 |
6 | ハンガリー | 11 | 6 | 6 | 23 |
7 | ブルガリア | 10 | 12 | 13 | 35 |
8 | ルーマニア | 7 | 11 | 6 | 24 |
9 | フランス | 6 | 4 | 6 | 16 |
10 | イタリア | 6 | 4 | 4 | 14 |
詳細はソウルオリンピックを参照 |
- 第8回ソウルパラリンピック(10月15日~25日) - 日本の獲得メダル : 金16、銀12、銅17
- 第43回京都国体(冬季スケート・アイスホッケー - 1月27日~30日・群馬県、冬季スキー・バイアスロン - 2月23日~26日・岩手県、夏季 - 9月4日~7日・京都府、秋季 - 10月15日~20日・京都府)
[編集] アイスホッケー
- スタンレーカップ決勝(1987-1988シーズン)
- エドモントン・オイラーズ (4戦全勝) ボストン・ブルーインズ
[編集] 大相撲
幕内最高優勝
- 1月場所 旭富士正也(14勝1敗)
- 3月場所 大乃国康(13勝2敗)
- 5月場所 千代の富士貢(14勝1敗)
- 7月場所 千代の富士貢(15戦全勝)
- 9月場所 千代の富士貢(15戦全勝)
- 11月場所 千代の富士貢(14勝1敗)
- 年間最優秀力士賞(年間最多勝) 旭富士正也(73勝17敗)
[編集] ゴルフ
[編集] 世界4大大会(男子)
- マスターズ優勝者:サンディ・ライル(スコットランド)
- 全米オープン優勝者:カーティス・ストレンジ(アメリカ)
- 全英オープン優勝者:セベ・バレステロス(スペイン)
- 全米プロゴルフ優勝者:ジェフ・スルーマン(アメリカ)
[編集] 世界4大大会(女子)
- クラフト・ナビスコ選手権優勝者:エミー・オールコット(アメリカ)
- 全米女子プロゴルフ優勝者:シェリー・ターナー(アメリカ)
- 全米女子オープン優勝者:リゼロッテ・ニューマン(スウェーデン)
- デュモーリエ・クラシック優勝者:サリー・リトル(南アフリカ)
[編集] 日本
[編集] テニス
[編集] グランドスラム
- 全豪オープン 男子単優勝:マッツ・ビランデル(スウェーデン)、女子単優勝:シュテフィ・グラフ(西ドイツ)
- 全仏オープン 男子単優勝:マッツ・ビランデル(スウェーデン)、女子単優勝:シュテフィ・グラフ(西ドイツ)
- ウィンブルドン 男子単優勝:ステファン・エドベリ(スウェーデン)、女子単優勝:シュテフィ・グラフ(西ドイツ)
- 全米オープン 男子単優勝:マッツ・ビランデル(スウェーデン)、女子単優勝:シュテフィ・グラフ(西ドイツ)
グラフが女子テニス史上3人目の「年間グランドスラム」を達成。男子でもビランデルが1974年のジミー・コナーズ(アメリカ)以来14年ぶりの年間3冠を獲得した。全豪決勝では地元オーストラリアのパット・キャッシュ、全仏決勝では地元フランスのアンリ・ルコントがビランデルに敗れ、それぞれの大会で地元選手優勝のチャンスを逸している。
[編集] 野球
[編集] プロ野球
- 10.19決戦
- セントラルリーグ優勝:中日ドラゴンズ 79勝46敗
- 個人タイトル
- 最優秀選手 郭源治(中日ドラゴンズ)
- 最優秀新人 立浪和義(中日ドラゴンズ)
- 首位打者 正田耕三(広島東洋カープ) .340
- 本塁打王 カルロス・ポンセ(大洋ホエールズ) 33本
- 打点王 カルロス・ポンセ(大洋ホエールズ) 102点
- 最多安打 ジム・パチョレック(大洋ホエールズ) 165本
- 盗塁王 屋敷要(大洋ホエールズ) 33個
- 最高出塁率 落合博満(中日ドラゴンズ) .418
- 最優秀防御率 大野豊(広島東洋カープ) 1.70
- 最多勝利 小野和幸(中日ドラゴンズ) 18勝
- 伊東昭光(ヤクルトスワローズ) 18勝
- 最多奪三振 槙原寛己(読売ジャイアンツ) 187個
- 最高勝率 小野和幸(中日ドラゴンズ) .818
- 最優秀救援投手 郭源治(中日ドラゴンズ) 44SP
- 個人タイトル
- パシフィックリーグ優勝:西武ライオンズ 73勝51敗
- 個人タイトル
- 最優秀選手 門田博光(南海ホークス)
- 最優秀新人 森山良二(西武ライオンズ)
- 首位打者 高沢秀昭(ロッテ・オリオンズ) .327
- 本塁打王 門田博光(南海ホークス) 44本
- 打点王 門田博光(南海ホークス) 125点
- 最多安打 高沢秀昭(ロッテ・オリオンズ) 158本
- 盗塁王 西村徳文(ロッテ・オリオンズ) 55個
- 最高出塁率 門田博光(南海ホークス) .429
- 最優秀防御率 河野博文(日本ハムファイターズ) 2.38
- 最多勝利 渡辺久信(西武ライオンズ) 15勝
- 西崎幸広(日本ハムファイターズ) 15勝
- 松浦宏明(日本ハムファイターズ) 15勝
- 最多奪三振 小川博(ロッテ・オリオンズ) 204個
- 最高勝率 郭泰源(西武ライオンズ) .813
- 最優秀救援投手 吉井理人(近鉄バファローズ) 34SP
- 個人タイトル
- 日本シリーズ優勝:西武ライオンズ(4勝1敗)
[編集] 高校野球
- 第60回選抜高等学校野球大会優勝:宇和島東
- 第70回全国高等学校野球選手権大会優勝:広島商
[編集] 誕生
- 2月4日 - カーリー・パターソン(アメリカ、体操)
- 2月12日 - ニコレタ・ソフロニエ(ルーマニア、体操)
- 5月7日 - 森本貴幸(東京都、サッカー)
- 7月15日 - 狩野舞子(東京都、バレーボール)
- 7月17日 - 浅田舞(愛知県、フィギュアスケート)
- 11月1日 - 福原愛(宮城県、卓球)
- 11月1日 - 田中将大 (兵庫県、野球)
[編集] 死去
- 2月1日 - エディ・タウンゼント(アメリカ、ボクシング、*1914年)
- 2月15日 - 岡野祐(東京都、野球、*1909年)
- 7月17日 - ブルーザー・ブロディ(アメリカ、プロレス、*1946年)
- 7月24日 - イローナ・エレク(ハンガリー、フェンシング、*1907年)
- 9月1日 - 並木輝男(東京都、野球、*1938年)
- 10月23日 - ヘンリー・アームストロング(アメリカ、ボクシング、*1912年)
- 10月23日 - 朝潮太郎 (3代)(鹿児島県、相撲、*1929年)
- 11月21日 - カール・ハッベル(アメリカ、野球、*1903年)
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