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ロックマン (ゲーム) - Wikipedia

ロックマン (ゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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ロックマン(ROCKMAN)はカプコンから1987年に発売されたファミリーコンピュータ対応のアクションゲーム。高い難易度やボスを倒すとそのボスの武器を奪えるシステムが人気を呼んだ。名前の由来はロックンロールである。アメリカでは名前がMegaman に変更されている。開発中の時点でのタイトルは『レインボー戦士ミラクルキッド』であった。全編通して手塚治虫鉄腕アトムへのリスペクトが見れる。またそのアニメ3作目には逆にロックマンの影響も見られる。

目次

[編集] ロックマンシリーズ

[編集] 主要作品

ロックマンFC)(PS)(S!アプリ
  • 発売日:1987年12月17日
  • ステージ構成:6大ボスステージ+4大ワイリーステージ
ロックマン第1作。ライト博士の作ったロボット6体がDr.ワイリーに操られ、突如暴れ出した。家庭用ロボットであるロックは暴走したロボットと戦うために戦闘用ロボット「ロックマン」としてワイリーに立ち向かっていく。
最初は6つのステージを自由に選択でき、各ステージの最後にいるボスを倒すと、そのボスが使っている特殊武器を獲得することができる。また、6つの特殊武器の他にも、自分で足場を作れるマグネットビームという武器が存在し、これは6体のボスをすべて倒した後に挑戦するワイリーステージ攻略には必須アイテムであった。
特殊武器の弱点のローテーションや最終ステージのボスキャラ連戦はこの作品から既に存在していて、現在にいたるまでのシリーズ全体を通してのシステムの礎は第1作から築かれていた。また、1度クリアしたステージに再度挑戦したときもボスとは再度戦闘になること、敵からダメージを受けると一定時間無敵になるがその間でもトゲに触れたら無敵の有無関わらずミスとなることなど、細かい点ながらこの作品だけの特徴的部分がある。
難易度もかなり高く、シリーズ最高位に属する。
本作~6までは後に「ロックマンコンプリートワークス」としてPSに移植されている。
重力加速度の定義が存在し、ロックマンが落下すると徐々に速度が増していった(このシステムはロックマン2まで存在する)。
ロックマン2 Dr.ワイリーの謎 (FC)(PS)(S!アプリ)
  • 発売日:1988年12月24日
  • ステージ構成:8大ボスステージ+ワイリーステージ(6ステージ)
ロックマン第2作。前回に懲りず、再びワイリーは立ち上がり、今度は自ら作り出した8体の戦闘用ロボットを送り出した。
前回と同じようにステージをセレクトしていくことは同じであるが、この作品からパスワードが追加された。パスワードは文字を打つようなものではなく、5×5マスに赤丸を置くことで表される(以降の作品では、マスが大きさは6×6マス、作品によっては丸の色が赤丸と青丸を併用するなど、若干システムが変わる)。また、8つの特殊武器以外にも、空中にホバリングするアイテム1号、空中で水平方向への移動が可能な2号、壁を伝って上下に移動する3号などの、行動範囲を拡大する特殊装備が付け加えられた。さらに、任意のタイミングで体力ゲージを回復できるエネルギー缶(E缶)というアイテムも追加された(同時最大保有可能数は4つだが、ゲームオーバー時にストックが0に戻ってしまう)。他、ライフエネルギーと武器エネルギーのデザインが変わり、今作以降、6までの標準となった。上述の内容を初めとして、この作品で新たに導入されたシステムの殆どは、以降の作品に何らかの形で受け継がれていりる。
攻撃を食らって死ぬ間際にタイムラグが存在し、その仕様によって今作のみボス戦で相打ちになる場面があってもタイムラグでギリギリで生き残ることで勝つ事が可能。
ゲームバランス、システム、音楽、グラフィックなどの要素は非常に評判が良く、この作品をシリーズ最高傑作に推す人は多い。その評価はシリーズでも最高位の難易度も相まってのものだが、しかし故に敷居の高い難易度を考慮し、米国版の「Megaman2」では難易度を抑えた「NORMALモード」が用意されている(日本版と同じ難易度は「DIFFICULTLYモード」)。
ファミコン版の売上は151万本を記録した。
また、一般からボスキャラクターの募集を始めたのはこの作品からである。
ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!? (FC)(PS)(S!アプリ)
  • 発売日:1990年9月28日
  • ステージ構成:8大ボス+ドクロボットステージ(4ステージ)+ワイリーステージ(6ステージ)
ロックマン第3作。2回にわたるワイリーの野望も失敗に終わり、Drライトと改心したDrワイリーは協力して平和のためのロボットの開発を進めていた。ところが、突如そのロボットたちが反乱をおこす。
前作のシステムを踏襲しつつ、システムに改良が加えられている。まず、敵から受けるダメージが少なくなった。はしごの上り下りのスピードが上がり、スライディングアクションが可能となった。また、お助けキャラとしてラッシュが初登場し、前作のアイテムの代わりになった。前作で初登場したE缶は最大9個まで保有可能で、ゲームオーバーをしてもストックがリセットされることはなくなった。また、今作から各効果音に若干の変更がなされている。ボスキャラクターは前回同様8体であるが、進めていくうちにドクロボットといわれる前回出現したロボットの特殊能力を持つボスキャラクターが現れる。また、ブルースはこの作品で初登場した。この作品にもボスの弱点武器によるローテーションは存在するが、8体で一周せず、2つのローテーションに分かれている。
攻撃すると、中からランダムでアイテムが出る「?缶」が登場。このアイデアは後のエディーに受け継がれる。
武器選択画面で、武器名がアルファベット2文字表記に変更(アルファベッド表記の頭文字が同じボスがいるため)。また、全武器にイメージマークが描かれるようになり、武器を選びやすくなった。
この作品のみ、ハイジャンプや無敵、スローモーションなど多数の裏技が存在する。
難易度は前2作よりも下がり、その内容の程も賛否はある。しかしステージ数やボスの多さなど、ボリュームはシリーズでも随一。また、最終ボスはシリーズ最弱として名高い。
重力加速度の定義は空気抵抗を加えることである速度から落下速度が一定となるので、これを導入したかは定かではないが、前作までのように徐々に速さが増すことは無くなった。
ロックマン4 新たなる野望!! (FC)(PS)
  • 発売日:1991年12月6日
  • ステージ構成:8大ボス+Dr.コサックステージ(4ステージ)+ワイリーステージ(4ステージ)
ロックマン第4作。Dr.コサックの作りだしたロボットたちが突如にして世界8大都市を占拠し、世界に宣戦布告をする。
システムは前作を保ちつつ、ストーリー性が強化された。この作品から初期武器はニューロックバスターになり、ボタンを押し続けることで相手に与えるダメージがバスター3発分に増大するチャージショットが撃てる能力が付け加えられた。また、ラッシュの他にサポートメカとしてエディーが登場した。武器変更画面が画面全体に表示される仕様に変更され、「NEXT」で切り替える必要が無くなった。また、武器も1文字ないし2文字の記号ではなく、英単語で記述されるようになった。(ただし、4のみボス名で表記されていた。5以降は武器名で表記)
この作品から再び、1度クリアしたステージに何度でも挑戦できるようになった(第1作と違いボスは居ない)。また、この作品以降、ボスに弱点武器を命中させても過去の作品のようにライフを大幅に減らすまでにはいたらず、敵の無敵時間も延びた。多彩になったトラップ、ボスの強さなど、難易度はシリーズを通して高めではあるが、チャージショットやラッシュ等が標準的に存在するために一概に過去の作品とは比べられない。
なお、この作品のボスキャラクター公募に当選した人には金色のカセットとバスタオルが送られ、中でも金色のカセットは秋葉原のとあるゲーム店で50万円以上の値がついており、TVチャンピオンゲームセンターCXなどのメディアに取り上げられた。現在この商品には値札は貼られていない。
ロックマン5 ブルースの罠!? (FC)(PS)
  • 発売日:1992年12月4日
  • ステージ構成:8大ボス+ブルースステージ(4ステージ)+ワイリーステージ(4ステージ) 
ロックマン第5作。これまで仲間と思われていたブルースがロボット軍団を率いて街を破壊し、ライト博士をさらっていった。ロックマンはDr.コサックが作ってくれたビートと共に、ブルースを追う。
重力反転ステージやマリンバイクステージなど、特殊なステージが増した。また、攻撃支援メカのビートが登場した。前回登場したニューロックバスターは「スーパーロックバスター」へと進化した。チャージショットの溜め時間が短くなり、威力が上がり、あたり判定も広くなった。ただし、ダメージを受けるとチャージがなくなってしまう。また、新たなアイテムとしてライフと武器エネルギーを全回復するミステリー缶(M缶)が登場した。ストックは1つしかできない。ちなみに、全エネルギーが満タンの状態で使うとまた違った効果が現れる。難易度は前4作に比べても低めで、シリーズ中で最も低いと言われているが、高水準なのは変わりなく、トラップ関係も多彩なため見劣りするものではない。
一方で演出面に関しては当時既に主流となっていたSFC作品へのスタッフ達の対抗意識もあったのか、背景の二重スクロールや、ステージ選択時デモのモザイク処理、サークリングQ9やオクトーパーOAの様な複雑な動作パターンを持つ巨大キャラと言った、当時SFCのウリとされていた諸演出を様々な工夫を用いてFC作品で実現させている事が特筆される。
尚、ロックマン2より続いているボスキャラ公募の応募総数が当作では13万通を突破した。
ロックマン6 史上最大の戦い!! (FC)(PS)
  • 発売日:1993年11月5日
  • ステージ構成:8大ボス+Mr.Xステージ(4ステージ)+ワイリーステージ(4ステージ) 
ロックマン第6作。FC最終作。世界各国から集められたロボット選手権に出場するロボットが、大会の主催者でありX財団総帥のMr.X(はっきり言って外見から既に正体はバレバレである)に奪われた。Mr.Xはそれを用い、世界征服に乗り出した。
ラッシュと合体することにより、パワーロックマンとジェットロックマンに変身できる。前作で大幅にパワーアップしたロックバスターは、威力、当たり判定ともに低くなってしまった。しかし、武器エネルギーを少ないものから順に回復してくれるエネルギーバランサーが登場(元のアイデアはワールド4から)。この作品では日本国外からもボスキャラ募集を行い、ボスキャラ紹介では全身とキャラクター名と共にステータスも表示された。余談であるが、ボスキャラはアルファベット順に並んでいる。
ラッシュとの合体といった斬新な試みこそあるが、シリーズを通しての華である特殊武器がグラフィックで迫力に欠ける、効果音が一つしかないなど、あまり存在意義を表しきれていない。難易度も特徴的なほどではなく、総じて前5作と比べて評価が若干低い。
ロックマン7 宿命の対決!SFCニンテンドウパワーもあり)
  • 発売日:1995年3月24日
  • ステージ構成:オープニングステージ+前半4大ボス+ロボット博物館ステージ(1ステージ)

            +後半4大ボス+ワイリーステージ(4ステージ) 

ロックマン第7作。前作のラストで逮捕されたDr.ワイリーがあっさりと脱獄。ロックマンはまたしても、ワイリーと戦うことになる。ロックマンのライバル、フォルテの初登場作品。
ラッシュは5までのように通常使用も出来るが、6同様に合体も可能である。なお、ラッシュにも当たり判定が追加され、ラッシュが敵に当たると帰ってしまうという仕様になった。ボスの登場は前半ステージと後半ステージそれぞれ4体ずつになり、ネジによるアイテム交換などの新しいシステムが採用されている(ロックマンワールド4・5同様のシステム)。またSFCに機種変更されたことにより、グラフィックや音楽が向上している。パスワードが、ロックマンXと同様の数字入力型になった。
ちなみに、この作品のワイリーはシリーズ中で最強だとファンの間では有名である。
ロックマン8 メタルヒーローズ (PS)(SS
  • 発売日:1996年12月17日(PS版) 1997年1月17日(SS版)
  • ステージ構成:オープニングステージ+前半4大ボス+中間ステージ

            +後半4大ボス+ワイリーステージ(4ステージ)

ロックマン第8作。巨大な力を秘めた悪のエネルギーを軸に、宇宙から落ちてきた謎のロボットのデューオとワイリーの野望がめぐる戦いが繰り広げられる。
アニメーション、キャラクターの声、さらにオープニング曲とエンディング曲が初めて導入された。完全に前半+後半のステージ構成になっており、SS版には隠しキャラが登場する。E缶が無くなったことで、難易度は上がっている。
なお、前作同様ネジを集めてパーツを作るというシステムがあるが、入手できるネジの数が限られているためどのアイテムを開発するかが鍵となる。
ロックマン&フォルテSFC)(GBA
  • 発売日:1998年4月30日(SFC版)
  • ステージ構成:オープニングステージ+8大ボス+キングステージ(3ステージ)
本家ロックマンシリーズの現最終作品(続編という観点から)ならびにスーパーファミコンソフト最終作品(ニンテンドウパワー書き換えソフトを除く)。フォルテが使用できるようになり、ショックガード等の新しいサポートアイテムが登場する。最初に選択できるボスは3体で、それぞれのボスを倒すと新しいボスのステージに行けるようになる。8つの特殊武器を使い、クリスタルゲートで8つのクリスタルをすべて破壊するとキングステージへ進めるようになる。
前作では急ピッチでPSに乗り換えてしまったため、SFCユーザーへのお詫びとしてSFCで発売した。再び機種がSFCに変更になっているため、声やアニメーションはない。キングステージ中のボスラッシュは2~8の用意されているカプセルに入るといったものではなく、ロックマン第1作のようにステージ中に配置されている。キングステージは途中でセーブ出来ない事もあり、シリーズ中特に難易度が高い。また各ステージにあるCDを集めると歴代ボス他の詳細が観れる等、新要素もある。ボスのデザインはロックマンのコミック作品を手がけた出月こーじ氏、岩本佳浩氏、有賀ヒトシ氏が担当した。
8に引き続きE缶が存在しない他、全体的にステージの難易度が高く設定されており、ボスも弱点武器を使わないと手強い敵が多い事から、シリーズ中でもトップクラスの難易度とするユーザーもいる。

[編集] ワールド作品

ロックマンワールド (GB
1991年7月26日発売。ワールド(W)シリーズ第1作。
ロックマンをGBに移植した作品。FC版の1、2からボスをそれぞれ4体ずつ登場させている(この手法は後のワールドシリーズにも継承されていく)。移植作品だがGBに合わせて作られているのでFC版とは違ったステージ構成になっている。(なぜか特殊武器の撃ち方がすべて投げグラフィック)また、2の要素も含んでいるがE缶は存在しない。
耐久力が高すぎるザコ敵が多い点や、画面が小さいため敵の回避が困難である点などで、難易度の高い作品として好評である。特に、FC版2のボス4体はFC版のボスアタックのように登場するため、一気に戦うことになる。
なお、Wシリーズにはボス8体の他にロックマンキラーと呼ばれるオリジナルのボスが登場する。当作品のロックマンキラーはエンカー。
ロックマンワールド2 (GB)
1991年 12月20日発売。Wシリーズ第2作。
FC版の2、3からボスがそれぞれ4体ずつ登場。3の影響を受け、この作品からスライディングが可能になった。
完全オリジナルの5を除いて、唯一ゲーム中の音楽がすべてオリジナルになっている。
オリジナルキャラクターとしてクイントが登場する(ロックマンキラーではない)。
クイントの異常なまでの弱さ、特殊武器の貧弱さ、メタルブレードの撃ち方(なぜかこれだけ投げずに撃つ)、スライディングのグラフィックが変、最終ボスが弱すぎる等ワールドシリーズでは難易度も最低クラスで、一番評価が低い。またクイントからの入手武器は全く役に立つことは無く(ボスなどに使おうものなら、こっちもダメージを受ける)、存在自体が疑問視される。
ロックマンワールド3 (GB)
1992年12月11日発売。Wシリーズ第3作。
FC版の3、4からボスがそれぞれ4体ずつ登場。4の影響を受け、この作品から溜め撃ちが可能になった。また、一度クリアしたステージに再挑戦することも可能(ただし後半4ステージに進んでから前半ステージを選ぶことは出来ない)。
BGMはファミコン版3、4に忠実だが、中盤以降はほぼ全て4のBGMである。
ギリギリで飛び越えなければならない穴が非常に多く、パスワードでE缶を記録できないため難易度の高さが話題になっている。
当作品のロックマンキラーはパンク。
ロックマンワールド4 (GB)
1993年10月29日発売。Wシリーズ第4作。
FC版の4、5からボスがそれぞれ4体ずつ登場。初めて8ボスによるボスアタックが採用されている。
この作品でもBGMは4、5のそれに忠実(ボスアタックではまったく違うオリジナルBGMを採用)。
ロックマンの標準武器はFC版5と同様にスーパーロックバスターであるが、出力が高すぎるため最大チャージショットを放つとロックマンがちょっと後退してしまうという仕様がある。
本作から「E缶(小)」が登場。4つ集めるとE缶になるというアイテムである。
後のネジによるアイテム交換の前進となるPチップでのアイテム交換制、エネルギーバランサーの登場、バスターがパワーアップする裏要素、特殊武器に新たな使用効果が加わるなど、移植に留まらない作品に仕上げられている。また、後半ステージに進んでも前半4ステージに戻ることが可能になった。
当作品のロックマンキラーはバラード。
ロックマンワールド5 (GB)
1994年7月22日発売。Wシリーズ第5作にして、最終作。
ボス、ステージ構成、音楽に至るまですべてがオリジナルの作品である。スーパーロックバスターに代わってロックンアームという武器が採用されるなど、斬新な試みも見られる。
また、前作でGB版デビューを果たしたビートは廃止。代わりにタンゴという猫型サポートロボットが登場した。
当作品では過去3体のロックマンキラーとクイントが総登場する。

[編集] 番外作品

ロックマンメガワールドメガドライブ
1994年10月21日発売。
FC版1~3までを1つのソフトにまとめて移植された作品。ステージ構成・ゲームシステムなどは完全移植である。そして1~3をすべてクリアすると、新たにこの作品オリジナルのステージ・ボスキャラが登場する。
またその際、1~3のすべての特殊武器から自ら使用したいものをセレクト出来るという、斬新な試みもされている。
ファミコンそのままでは無くアレンジ移植となったため音の厚みも増し、グラフィックも綺麗になったが、その際に一部バランスにも影響が出たことからオリジナルのゲーム性と異なる部分が出てしまった為、改悪作品と評する声もある。
ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者WS
1999年発売。上記のロックマン&フォルテと同様にフォルテが使用可能だが、ストーリーおよびボスキャラは完全オリジナルで、仕様にも本作独特のものが多い。なお、この作品はバンダイがカプコンからのライセンス許諾を受けて開発したものであり、正式にはシリーズに含まれないとする声もある(事実カプコンの公式サイトにはこの作品のみ記載が無い)。
ロックマンロックマンPSP
2006年3月2日発売。
FC版のリメイク作品だが、旧作の6大ボスに加え2体の新ボスも追加されている。ロックマンのデザインは2等身に改められ、敵キャラクターやステージなどのグラフィックもポップになっている。また、オリジナルステージを制作できるモードも追加されている。また、ボスキャラクターをプレイヤーとして使用することが可能。ロックバスターは地形を貫通しなくなった。
なお、見た目の可愛さとは裏腹に、高い難易度は健在。
ロックマン~ザ・パワーバトル~アーケードゲーム
1995年稼働。ロックマン、ブルース、フォルテが使用可能。ボスキャラ戦のみでゲームを進めていく。本編とは違った技を繰り出してくることが多い。「1~2」「3~6」「7」と、本編のシリーズに合わせた3つのコースがあり、それぞれ出てくるボスが違う。また、このアーケード2作は普通のゲームセンターには設置されず、デパート等の子供が集まる場所に設置されていたという。
ロックマン2~ザ・パワーファイターズ~(アーケードゲーム)
1996年稼働。前作の3人に加えデューオも使用可能に。実はデューオのデビュー作がこれである。今回は「ワイリーを追え」「新パーツを取りもどせ」「ロールを救え」という3つのコースが存在。もちろん出てくるボスは異なる。各ボスを倒した直後にアイテムがばらまかれるので、体力回復は前作より楽になっている。また、そのばらまかれたアイテムの中に特殊武器取得アイテムがあり、それを取らないと特殊武器を使用できない(よって、共同プレイでは取り合いになることも)。各キャラクターのエンディングは感動モノと名高い。(特にフォルテ編のエンディングはロックマンXへの伏線になっている)
ロックマン バトル&ファイターズネオジオポケット
アーケード版2タイトルを1本に収録。ただしBGMが少なく、劣化作品と酷評されている。
ロックマン パワーバトルファイターズPS2
アーケード版2タイトルを1本に収録。完全移植である。また、対戦モードが追加されている。値段の安さも伴い目立った数ではないが、現在も売れ続けている。
ワイリー&ライトのロックボード~ザッツ・パラダイス~(FC)
1993年1月15日発売。
ロックマン登場キャラクターによるボードゲームモノポリーに似た作りで、ライト博士・Dr.ワイリー・コサック博士・ロール・カリンカのいずれかをコマとして操作し、私有地を増やしてマップごとに設定された目標水準を達成することを目的とする。
ロックマンは解説者なので操作できないという珍しい作品。
ロックマンズサッカー(SFC)
1994年3月25日発売。
ロックマン登場キャラクターによるサッカーゲーム。そのキャラにあわせた必殺シュートが使える。時代設定は、「ロックマン4」の直後ということになっている。また、「ワールド」のエンカー等も登場している。
ロックマンバトル&チェイス(PS)
1997年3月20日発売。
ロックマンシリーズのキャラを用いたレースゲーム。倒した相手のマシンからパーツを奪って自分の車に取り付けられるという、シリーズらしさが残されている。
隠しキャラ・デューオは、初期版ではキャンペーンでの入手しか使用方法がなかったが、ベスト版では最初から使用可能。
スーパーアドベンチャーロックマン (PS)
ロックマンシリーズ初のアドベンチャーゲーム。インタラクティブムービーが基本だが、ときどき出現する選択肢によってストーリーが分岐する。オープニングテーマにはロックマン8と同じ曲が使用されている。

[編集] 他ロックマンシリーズ

元祖とされるロックマンを軸に、ロックマンXロックマンDASHロックマンEXEロックマンゼロロックマンZX流星のロックマンなどの派生シリーズが存在する。設定として、ロックマンの世界のおよそ100年後がロックマンXの世界、Xの世界の100年後がロックマンゼロの世界、ゼロの世界の100年後がロックマンZXの世界、ZXの世界から百年単位先がDASHの世界であり、各々の作品の舞台となっている。EXEの世界は基本的にはこれらの時系列とは別軸での場所と解釈されており、その上でそこから100年後の世界が流星のロックマンの世界となる。

[編集] ロックマンXシリーズ

[編集] ロックマンDASHシリーズ

  • ロックマンDASH 鋼の冒険心 (PS)(N64)(PSP)(Win)
  • トロンにコブン(PS)
  • ロックマンDASH2 エピソード1 ロールちゃん危機一髪! (※「トロンにコブン」に付属。単独では発売されていない。なお、PSP版ロックマンDASH2にも収録されている。)
  • ロックマンDASH2 エピソード2 大いなる遺産 (PS)(PSP)(Win)

[編集] ロックマンエグゼシリーズ

[編集] ロックマンゼロシリーズ

  • ロックマンゼロ (GBA)
  • ロックマンゼロ2 (GBA)
  • ロックマンゼロ3 (GBA)
  • ロックマンゼロ4 (GBA)

[編集] ロックマンゼクス

[編集] 流星のロックマン

[編集] テーマソングその他

[編集] テーマソング

  • 『ELECTRICAL COMMUNICATION』(ガネーシャ) - ロックマン8、スーパーアドベンチャーロックマンのオープニングテーマ
  • 『BRANDNEW WAY』(ガネーシャ) - ロックマン8のエンディングテーマ
  • 『風よ伝えて・・・』(青木佳乃) - ロックマン6(PS版)、ロックマンバトル&チェイスのエンディングテーマ
  • 『あ~、男一代』(山本亮治) - ロックマンバトル&チェイスのエンディングテーマ

[編集] 他の作品への出演

VSシリーズなどの対戦型格闘ゲームや、クイズ殿様の野望等のアーケードゲームで、ロックマン、ロール、ラッシュ、ワイリーなど、シリーズで顔なじみのキャラクターの姿を拝見できる。

[編集] 登場人物

[編集] ロックマンシリーズ

主要登場人物の名前は音楽に関する用語に因んでいる(声優は注釈がない限り、ロックマン8のものとする)。

DRN.001 ロックマン(Rockman)(声優 - 折笠愛 ロックマン危機一髪 - 椎名へきる
元はライト博士に作られた家庭用お手伝い人型ロボット「ロック」だったが、平和を守るために自ら志願して戦闘用に改造された。
頭には超小型電子頭脳、体にはEPロムと基板、超小型R.S.(ライトソーラーパワーパイル)動力炉を内蔵。頭から太陽エネルギーを取り入れ、動力源とする。関節は磁力関節。耳にはキャッチ用の3つの穴が空いている。足のサスペンションと空気圧力ポンプにより、ジャンプ調整やスライディングが可能。腕は、戦闘時に拳が収納されて銃口が飛び出し、太陽エネルギーを圧縮した弾「ソーラーブリット」を放つ武器「ロックバスター」に変形する。その所要時間はわずか1/1000秒。両腕ともバスターに変形可能だが、エネルギーが強力なため、片方ずつしか撃てない。後にエネルギー増幅装置が装備され、太陽エネルギーを凝縮したチャージショットの使用が可能になった。ロックバスターの武器可変システムにより、倒したボスの武器チップをロックバスターに組み込むことで、様々な武装を使用できるようになる。武器チェンジを行なうと、R.S.動力炉から発生する特殊な波長が太陽光線に影響を与え、ロックマンの色が変わるが、これはボディのコーティング素子がプリズム状になっているためである。
  • 身長:132cm
  • 体重:105kg
  • 年齢:人間年齢にして10歳前後
  • 最大出力:1500PS・1200rpm
  • 最大トルク:220kg-m・8500rpm
  • 材質:ライト・セラミカルチタン合金(Dr.ライト開発)
DRN.002 ロール(Roll)(声優 - 小西寛子 ロックマン危機一髪 - 平松晶子
ロックマンのにあたるロボット。家事全般が得意。心優しく、夢は病院を建てて人々を救うこと。
ゲーム内での登場は「1」からだが、EDの一場面にドット絵のみでの登場という、お世辞にも目立った存在ではなかった。そして以後「6」まで、その登場頻度は大差がない。しかし「7」では、特殊武器入手時に挿入される武器説明のシーンでランダムに登場したり、OPデモでも現場に向かうロックマンを心配して付いていったりと、着々とプレイヤーの眼に触れる場面を増やした。
そして「8」では服装が一変し、容姿も急に大人びた。この変化はキャラ認知の度合いに大きく影響し、MARVEL VS. CAPCOMでの登場も相まって、本作のロールは一部では8ロールと呼ばれ(カプコンも、ロックマンロックマンで正式に8ロールとして、ワンピース姿のロールと区別した)、旧コスチュームのロールから独立した存在感を得るほどとなった。また、ロックマンロックマンではプレイヤーキャラとして活躍し、コスプレなどもするなど、今なおシリーズのファンを魅了し続けている。
ライト博士(Dr. Right)(声優 - 飯塚昭三 ロックマンロックマン - 麻生智久
本名:トーマス・ライト(Thomas Right)。アメリカ出身・在住。ローバート工科大学工学部電子工学科を首席で卒業。以後、人類の平和利用の為のロボット研究に力を注ぎ、ロボット工学の第一人者となる。ノーブル物理学賞、LIT(Lobert Institute of Technology)マニュアルデザインコンテスト5年連続優勝、世界技術大賞金賞等を受賞。家庭用コンピューターゲームが趣味。カラオケも好きだが、ロール曰く「クラッシュノイズ並に酷い」歌声らしい。
晩年、その後の活躍については、ロックマンXシリーズを参照。
DRN.000 ブルース(Blues)(声優 - 置鮎龍太郎 ロックマンロックマン - 佐々木大輔
ライト博士が初めて作った戦闘用人型ロボットの試作型で、ロックマンの兄にあたる(しかしロックマンはそのことを知らない)。完成して間もなく動力炉に欠陥があることが判明したために手術をされることになるが、それを目前に人格を変えられるという思い込みから、行方をくらます。そして機能停止直前にワイリーに発見され、改造される。このときに動力炉が太陽エネルギー(ライト博士製)から原子力エネルギーに造り変えられたため、戦闘において短時間しかパワーを発揮できなくなった。バイザーを着用しているのは、ライト博士に本人であることをバレないようにと付け加えられたものらしい。また、ワイリーはブルースの改造をきっかけにライト博士と同等のロボットを造れるようになった。
孤独を愛し、自らの信念に基づいて行動する。ロックバスターの先行機ゆえに似た性能を持つ「ブルースバスター」と、楕円状の盾「ブルースシールド」が武器。ブルースバスターは常時装備で、ロックマンのように腕の形に変形できない。また盾を使用しているのは、ブルースが試作機ということもあってか防御力が低いためである。
ブルースバスターはチャージすると、より強力な「ブルースストライク」になる(ロックマンロックマンでは初弾からブルースストライクを放つ。チャージ不可)。また、エネルギーを限界までチャージすることで「ビッグバンストライク」が撃てるが、撃った後の様子を見る限りでは、力を使い果たしてしまうらしい。ロックマン&フォルテのみの登場。
「パワーファイターズ」のエンディングではついにライト博士と再会するが、何も語らずその場を去ってしまう。
余談であるが、ロックマンワールド4・5に登場する際は基本的にエディと似たようなこと(ロックマンに何かしらアイテムを渡す)しかしない。
ラッシュ(Rush)(ロックマン危機一髪 声優 - 高野麗)
ロックマンの型サポートロボット。様々な形態に変形し、移動や攻撃の補助を行なう。
「2」でのアイテムメカの代役として「3」から登場。当初の機能は背部からのスプリングによるジャンプサポート形態の「ラッシュコイル」、ジェットボード形態の「ラッシュジェット」、搭乗可能の潜水形態「ラッシュマリン」のみだったが、「6」からはアダプター変形によっての合体、「7」からはアイテムサーチ、「8」ではバイク変形などが可能になるなど汎用性を増した。様々な機能でロックマンをサポートしてきた割には、改造されるのが嫌いという変わった一面もある。
ビート(Beat)
Dr.コサックが開発した、型攻撃支援ロボット。「5」より、コサック博士がロックマンをサポートするという意味合いで登場した。
ゲーム中、「5」では周囲の敵を別働で攻撃してくれる強力なキャラだったが、「6」ではボス級の敵には攻撃しなくなり、「7」ではロックマンが穴に落ちた際に引き上げるキャラに変更されている。「8」ではラッシュジェットによる飛行時のサポートキャラとして登場するのみとなった(その際は、初期のように周囲の敵に体当たり攻撃をしてくれる)。「ロックマン&フォルテ」では敵の攻撃を無効化するバリアーを運んでくれる。
ライトット(Rightot)(声優 - 二又一成
ライト博士のお手伝いロボット。「7」から登場し、ライト博士の一番弟子を名乗る。開発や整備など、メカに関連することへの腕は確かだが、たまに大ボケをかます。頭のネジは外れやすい。ライトットンハーフトラックを乗りこなす。
ゲーム中、「7」「ロックマン&フォルテ」ではネジとサポートアイテムを交換するキャラだが、「8」ではそれと共にラッシュジェットによる飛行時のサポートキャラとしても登場する(バズーカを用いて攻撃)。
彼の登場によってシリーズにギャク色が出てきたという意見が一部ある。
エディー(Eddy)
アイテム運搬用ロボット。ロックマン4から登場。開発途中で出撃したため、アイテムを選択する機能を持たせられなかった。
「8」では、ラッシュジェットによる飛行時のみサポートキャラとして登場。爆弾を出して援護してくれる。「ロックマン&フォルテ」では飛行形態で登場、回復アイテム運搬の役割を担った(ロックマンのみ)。
タンゴ(Tango)
ロックマンの型サポートロボット。
「ワールド5」のオリジナルキャラ。「ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者」にも登場する。体を丸めて体当たりする。
Dr.ワイリー(Dr. Wily)(声優 - 青野武
本名:アルバート・W・ワイリー(Albert W.Wily)。57歳。目立ちたがり屋でプライドが高い。ライト博士とはローバート工科大学時代からの旧友でもある。アメリカ出身。技術面でライトに届かず、トップが取れなかった。LITマニュアルデザインコンテスト5年連続準優勝、世界技術大賞銀賞、ノーブル物理学賞ノミネート等、ライトに次ぐ功績を誇る。所謂「万年2位」のポジションであることにプライドが許さなかった。卒業後行方不明になった後、数年後に太平洋にロボット工場を建設、世界征服を企むようになった。趣味は卓球。6ではMr.Xなる人物に変装して登場する(ファンから見ればバレバレではあったが)。その気になれば弱点の無い完璧なロボットを造れるらしいのだが、資金不足のうえに莫大な借金があるため、永久に造ることができない。
晩年、その後の活躍については、ロックマンXシリーズを参照されたい。補足として、「7」の後作品に当たるアーケード2作の時点で、すでに「最後のナンバーズ」の開発は進められていたらしい。
SWN.001 フォルテ(Forte)(声優 - 檜山修之
Dr.ワイリーによって、ロックマンの設計図をもとにして作られた戦闘用ロボット。ロックマン最大のライバル。戦いを拒んでいるロックマンとは裏腹に、ロックマンを仇のようにつけねらっているが、プライドが高すぎるため、ワイリーの汚いやり方も良く思っておらず、命令に逆らう事も多い。武器は「フォルテバスター」。
初期ではロックバスターと同じように通常の弾やチャージショットも可能であったが、「ロックマン&フォルテ」ではロックマンとの差別化のためバスターのエネルギーチャージ機能はカット、代理として真下を除く7方向に撃ち分けられるバスターのオート連射機能がインプットされた。ダッシュ(スライディングのような高速移動だが、体勢はさほど低くならないので頭上をかすめる弾はかわせない。ただし動作中にジャンプでき、通常のジャンプより遠くへ飛べるようになる。)や2段ジャンプも可能。「8」より、ワイリーが偶然発明した「フォルテニウム」という世界最強のエネルギーを組み込まれている。
SWN.002 ゴスペル(Gospel)
フォルテの型サポートロボット。ラッシュをモデルに製作され、フォルテがライトの基地から奪ったロックマンとラッシュのパワーアップ設計図によりフォルテとの合体も可能となった。「ワイリーナンバーズ」以上の戦闘能力を持つと言われる。
レゲー(レゲエ)(Reggae)(ロックマン危機一髪 声優 - 愛河里花子
Dr.ワイリーが孤独を紛らすために作った型サポートロボット。かなりやかましい。「ワイリー&ライトのロックボード~ザッツ・パラダイス~」のキャラで本編のシリーズには7のパスワード画面(エラー時)にしか登場しておらず、ファンですらその存在を知るものは少ない。「ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者」にも登場し、エディと同じくアイテムを運んでくる。
Dr.コサック(Dr. Cossack)
本名:ミハエル・セルゲイビッチ・コサック(Mikhail Sergeevich Cossack)。ウラル大学工学部ロボット工学科卒、ストラビンスキー科学アカデミー所属の天才科学者。ロシア在住。ブレジンスキー科学賞、科学推進功労賞などを受賞。娘、カリンカをDr.ワイリーに捕らえられたことで、仕方なく悪に手をそめるが、ロックマンとブルースによってカリンカを救い出されたことにより、ロックマンの味方となる。趣味はバレエ鑑賞。
カリンカ(Kalinka)
Dr.コサックの愛娘。9歳だが、かなり上手な言葉を話す。バレエピアノが得意で、少しおませな性格らしい。大きなお城のお姫様を夢見ている。
デューオ(Duo)(声優 - 小杉十郎太
「悪のエネルギー」を追って地球に飛来した謎のロボット。登場作は「8」が有名だが、実はアーケード版「パワーファイターズ」が初登場である。また、バトル&チェイスでは隠しキャラクターとしても登場する(BEST版では標準)。
プラム(Plum)
「ロックマン バトル&チェイス」の実況リポーターとして働いている、女の子型ロボット。
リボット(Rebot)
「ロックマン バトル&チェイス」の実況リポーターロボット。小柄で、両肩のプロペラで単独飛行が可能。
チェスト(Chest)
「ロックマン バトル&チェイス」の司会者ロボット。一本足。落ち着いた喋り口で、各コースやパーツの説明を担当する。


ロックマンXシリーズロックマンDASHシリーズ、ロックマンエグゼシリーズロックマンゼロシリーズ、ロックマンゼクスシリーズの登場人物については、それぞれの項目を参照。

[編集] 主なボスキャラクター

FC版「ロックマン」をプレイした子供からの、"新しいボスキャラクターを考えた"という手紙をきっかけに次回作の「ロックマン2」からはソフトの説明書内ではがき公募制による次回作のボスキャラクターの募集が行われるようになった。これは「ロックマン8」まで伝統的に続いたが「ロックマン8」では一部ボスキャラクターに関しては骨組みのみ決定されていたものに肉付けするようなかたちでの特殊な公募形態となった。「ロックマン&フォルテ」では一部ボスキャラは「ロックマン8」から流用され、その他のボスキャラに関してはロックマン関連の漫画を執筆する漫画家によるデザインとなった。なお、「ロックマンX」シリーズではボスキャラ公募は行われていない。ちなみに、デザインは違うもののロックマンエグゼシリーズには同名のキャラクターが多数登場している。


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


[編集] ロックマン

  • DRN.003 カットマン(Kutman)
    元々森林伐採用のロボットで、頭部に装着している特殊武器「ローリングカッター」は合金の「セラミカルチタン」製。ロックの弟的存在だった。全天候型なので雨風に強いが、身軽に動けるよう装甲が薄く作られたために強い物理的衝撃に弱い。この作品以外でも登場している。(ロックマン8サターン版、X8)
  • DRN.004 ガッツマン(Gutsman)
    元々は土木作業用のロボットで、ボンバーマンとともに土地の開拓などで力を発揮していた。両腕の「スーパーアーム」は、2tの岩も持ち上げる。体が特殊合金で出来ているため、とても頑丈に出来ているが、爆風などによる内部への衝撃には弱い所もあり、エネルギーを多く消費してしまう。汎用性が高く、「ロックマン2」ではガッツタンク、「ロックマン7」ではガッツマンGというロボットが登場した。シリーズ中何度も改造されている珍しいロボットで、Dr.ワイリーは気に入っているのかもしれない。またストーンマンと仲が良く、ときどき(オイルを)飲みに行くらしい。
  • DRN.005 アイスマン(Iceman)
    南極大陸探査のために造られた寒冷地作業用のロボットを戦闘用に改造したもの。この他にも探査終了後、冷凍倉庫内の荷物運搬などにも力を発揮していたので、寒い場所で活動するロボットとしての完成度は高いようである。口から零下200℃の「アイススラッシャー」を吐いて、何でも凍らせる。寒い場所で活動するために作られたので内部メカはわずかな電流で動けるようにできている。これによって、ボディの小型化に成功した。しかし、高圧電流を流されると内部メカに負荷がかかり過ぎてショートしてしまう。ロールのことが好きらしい。X-メンの同名のキャラクターとは関係ない。
  • DRN.006 ボンバーマン(Bomberman)
    元々は岩盤破壊用のロボットで、ガッツマンと同様開拓作業などで活躍していた。高威力の爆弾「ハイパーボム」を取り扱っているせいか、炎を苦手としている。ハイパーボムは爆発の衝撃が周囲に広がり過ぎないようにハイパーボム内部に仕込まれた複数のマイクロボムの爆風によりある程度衝撃が相殺されている。ハドソンの同名のゲームのキャラクターロードランナーの敵キャラとは関係ない。
  • DRN.007 ファイアーマン(Fireman)
    元々は廃棄物処理用のロボットで、特殊武器「ファイヤーストーム」により7000~8000℃の炎を自由に操ることができる。性格は「静かに熱く燃え上がる炎」と言ったところ。冷気に弱く、アイスマンとは仲が悪い。
  • DRN.008 エレキマン(Erecman)
    元々は原子力エネルギーの電圧制御作業をしていたロボット。重要な仕事をしていただけあって、鋭い判断力と素早い動きを兼ね備えている。当時ライト博士が作ったロボットの中では最も優秀である。両手から放つ「サンダービーム」が特殊武器。

[編集] ロックマン2 ~Dr.ワイリーの謎~

  • DWN.009 メタルマン(Metalman)
    「ロックマン」に登場したカットマンをベースに造られた、Dr.ワイリー初の純粋な戦闘用ロボット。特殊武器「メタルブレード」は、ローリングカッターと同じセラミカルチタン製である。姿を見たDr.ライトが「あれじゃ未来の歯医者さんだよ」と笑ったというエピソードがある。
  • DWN.010 エアーマン(Airman)
    空中戦闘用ロボット。ワイリー曰く「腹にプロペラを入れたらこうなった」という頭と胴体のつながった独特のデザインは、通常の人型デザイン以上に敵に恐怖と圧迫感を与え、後に「エアーマンタイプ」と呼ばれる機種を数多く生み出す事になる。腹部の大型プロペラで台風ほどの強風を巻き起こし、小型の竜巻を発生させる「エアーシューター」が特殊武器。部下のロボット達と協力すれば大型の竜巻を発生できる。
  • DWN.011 バブルマン(Bubbleman)
    Dr.ワイリーが初めて造った水中戦闘用ロボット。しかし、欠陥があったため水中を歩くことができず、ジャンプによってでしか移動できない。長い距離を移動する姿はワイリーですら思わず笑ってしまうほど可愛かったらしい。頭部から特殊武器「バブルリード」を発射する。このバブルには硫酸が混ぜられているので割れにくくなっている。体に切り傷をつけられると、耐水性能が落ちてしまう。サントリー同名の飲料品とは関係ない。
  • DWN.012 クイックマン(Quickman)
    「ロックマン」に登場したエレキマンの特徴を受け継いだロボット。「自らが光速に近づく」というテーマのもと製作された。動きの素早さと、高いジャンプ力を自慢にしている。正々堂々とした戦いを好む、孤高の戦士である。実はまだ「自身を光速に近づける」ためのシステムは未完成なのだが、クイックマン自身の状況判断能力の高さ、及び小型カッター状ブーメランの特殊武器「クイックブーメラン」によりシステムは完成しているとも言える。タイムストッパー対策用の装置に欠陥を有する。それ故にタイムストッパーを発動されると自身の質量がブラックホールのように無限大に近づいてしまい、その結果内部メカにダメージを受けてしまう。
  • DWN.013 クラッシュマン(Crashman)
    「ロックマン」に登場したガッツマンとボンバーマンの特徴を受け継いだロボットで、「歩く弾薬庫」と呼ばれる。特殊武器「クラッシュボム」の爆発のショックに耐えられるように、ボディが頑丈に造られている。普段はおとなしいが、怒ると手が付けられなくなるらしい。
  • DWN.014 フラッシュマン(Flashman)
    「時間を制する」という困難なテーマにDr.ワイリーが挑んだ末、ついに完成させた傑作ロボット。特殊武器「タイムストッパー」は光そのものを操ることにより、短期間ではあるが時間を止めることができる。バスターも装備しているが、さほど威力はない。余談だが、カツラのCMは大嫌いである(きらりと光る事のある、髪の毛の無い、つまり禿げ頭を隠すから。フラッシュマン自身「光る禿げ頭」のような外見を持ち、それに被さる物は邪魔と考えているようだ)。
  • DWN.015 ヒートマン(Heatman)
    「ロックマン」に登場したファイアーマンのノウハウを基に開発されたロボット。ジッポーライターに手足が生えたような外見。耐熱性に優れたボディを持ち、火を自由に発生させることができる。背中に火力調節ダイヤルがある事はあまり知られていない。特殊武器「アトミックファイヤー」は、圧縮型ブラスターにより12000℃にも及ぶ高熱を発生させる。火を操るため水に弱い。クラッシュボムでパワーUPする。
  • DWN.016 ウッドマン(Woodman)
    天然の檜の中身をくり抜いて特殊コーティングしボディとして利用され、更には内部メカまでもがボディと同じ素材で出来ているという高級感漂う自然派ロボット。怪力が自慢のパワーファイターだが、気(木)は優しくて力持ち。特殊武器「リーフシールド」は、葉っぱ状の電磁ビットを回転させるバリアーである。木製のため炎に弱い。「スーパーアドベンチャーロックマン」では、シャドーマンの親友という設定があった。この作品以外でも「ロックマン8」のサターン版に登場する。ベースがないワイリーの人型ロボットの中ではもっとも強く、欠陥もほとんどないためにワイリーのお気に入りとされ、登場作品数は2のメンバーの中ではトップクラスである。

[編集] ロックマン3 ~Dr.ワイリーの最期!?~

以下の8体はDr.ライトとDr.ワイリーの共同作品ということになっている。

  • DWN.017 ニードルマン(Needleman)
    鉱山などで働いていた削岩用ロボットに、「ロックマン2」に登場したエアーマンとメタルマンの長所を移植、改造した。非常に攻撃的な性格の持ち主である。特殊武器の「ニードルキャノン」は、厚さ30センチのコンクリートをもぶち破る。頭の「ニードルハンマー」も強力。
  • DWN.018 マグネットマン(Magnetman)
    元々は屑鉄処理用のロボットで、強力な磁力を吸い寄せ、ホーミング機能つきの特殊武器「マグネットミサイル」で粉々にしていた。そのせいか、マグネットマン本人はかなり大雑把な性格らしい。電気に弱く、時々寝ぼけて頭の磁石で天井に張り付くとか。
  • DWN.019 ジェミニマン(Geminiman)
    元々は硬質物破砕用のロボットを戦闘用に改造した。壁などで反射する強力なビーム兵器「ジェミニレーザー」を装備している(これはライト博士が発見した反応素子を加速化させたもので、思考を持たないもの、例えば壁や天井などはポテンシャルエネルギー無限大と見なし反射する。逆に思考を持つもの、この場合プログラムも思考の一種と見なしロボットなどにはダメージを与える)。さらに、ホログラフ映写装置を搭載され分身を作ることができる。冷静だが、派手好きのナルシスト。分身するのは自分の姿をよく見たいため、との噂も。
  • DWN.020 ハードマン(Hardman)
    セラミカルチタンを使用した超硬化ボディを自慢にしている。3tもの体重がある身体を小型ロケットでジャンプさせ、急降下ボディプレスで攻撃する戦いを得意とする。両腕からはロケットパンチ「ハードナックル」を放つ。正々堂々の勝負を好む豪傑ロボット。
  • DWN.021 タップマン(Topman)
    オートバランサーが装備されており、体を高速で回転させて敵の攻撃をはね返す擬似シールド「タップスピン」が特殊武器。しかし目が回ってしまうのと高速で回転し続けると内部メカに負担がかかるのであまり長時間回転できないらしい。頭からコマを飛ばすことができるので正月には人気者。
  • DWN.022 スネークマン(Snakeman)
    地形調査用のロボットをDr.ワイリーが戦闘用に改造。身が軽く行動範囲を選ばない。蛇型特殊弾頭「サーチスネーク」が特殊武器。慎重に策を練り、しつこくじわじわと相手を追い詰める地道な戦いが得意。正統派を好むハードマンとは仲が悪い。蛇を苦手としているワイリーが何故このロボットを開発できたのかは未だに謎である。
  • DWN.023 スパークマン(Sparkman)
    充電用の作業用ロボットを戦闘用に改造したもの。とても大きな発電力を持ち、実にエレキマンの二倍。改造後は「スパークショック」等の放電攻撃まで出来るようになっているが、常に電気を垂れ流していないとショートしてしまう構造。思考回路にムラがあるらしく、戦闘以外はボーっとしている。普段はおとぼけ屋としてみんなを笑わせている。仲間のロボットのエネルギーの補給も行っている。
  • DWN.024 シャドーマン(Shadowman)
    いつの間にか作業現場にいたロボットで、ほとんどデータが存在しない謎のロボット。そのため地球外文明によって造られたロボットにDr.ワイリーが手を加えたという噂もある。戦闘能力が高いためワイリーナンバーズに登録された。忍者の外見をしており、動きがとても早い。他者の影から影へと移動できるらしい。特殊武器の「シャドーブレード」は地球外金属製で、メカの機能を狂わせる液体が塗ってある。

[編集] ロックマン4 ~新たなる野望!!~

「4」の8ボスは全てDr.コサックの製作したものであるが、ワイリーの世界征服に使用されたため、公式ではDWN(ワイリーナンバーズ)に数えられている。しかし、有賀ヒトシ氏の漫画ではDCN(コサックナンバーズ)とされている。

  • DWN.025 ブライトマン(Brightman)
    元々は暗い場所を照らすために造られた照明用ロボット。頭部の電球は1000万ワットの光を発し、ロボットのカメラアイの安全装置を作動させ一時的に行動不能にする「フラッシュストッパー」を放つ。しかしそれにエネルギーの大半を費やしてしまうため、他に強力な武器は装備していない。水をかけられるとショートする。戦いが終わった後は電気屋で働いている。
  • DWN.026 トードマン(Toadman)
    人工のを発生させて水不足の時に大活躍していた農作業ロボットをDr.ワイリーが改造。ロボットに悪影響を与える強酸性雨「レインフラッシュ」を降らせるようになった。その特徴的な腰振りからコアなファンには異常な人気で、「彼」と呼ばれることもある。型よろしく、スネークマンが苦手。池原しげとの漫画ではロックマンの仲間となった他のコサック軍団と違ってワイリー軍に参加している事がある。
  • DWN.027 ドリルマン(Drillman)
    元々、工事現場等で働いていた穴掘りロボットを戦闘用に改造したもの。地面の硬さに応じてドリルを付け替えことができる。地中に潜り、足元から奇襲をかける戦いが得意。両腕から特殊武器「ドリルボム」を発射する。一度、温泉を掘り当てて表彰されたことがある。
  • DWN.028 ファラオマン(Pharaohman)
    ピラミッド探索用のロボットを戦闘用に改造。外見はピラミッドの呪いをさけるために、ツタンカーメンに似せてデザインされている。ピラミッド内部にあるかもしれない罠に備えて耐久性と敏捷性が高い。太陽エネルギーを溜めて放つこともできる「ファラオショット」が特殊武器。暗いピラミッド内で活動することを前提に作られたため、微弱な光でも周囲が見えるようにカメラアイの感度が良い。そのため強い光に弱い。
  • DWN.029 リングマン(Ringman)
    ロックマンを倒すことを目的に造られた。無類の自信家で「オレに倒せない敵はいない」と豪語している。飛距離や角度を自由に操れる「リングブーメラン」が特殊武器。有賀ヒトシ氏の漫画では、戦いが終わった後はロボットポリスとして活動している。
  • DWN.030 ダストマン(Dustman)
    元々ゴミを吸い込んで圧縮処理する自動ゴミ収集ロボット。その吸引力にDr.ワイリーが惚れこみ、戦闘用に改造した。きれい好きな性格で、研究所の掃除役としても活躍している。ゴミの塊を放つ「ダストクラッシャー」が特殊武器。ちなみにこのキャラクターをデザインしたのは、現在週刊少年ジャンプで連載されている『アイシールド21』を描いている村田雄介氏である。
  • DWN.031 ダイブマン(Diveman)
    小型潜水艦AIを内蔵した水中探査ロボット。胸からホーミング魚雷「ダイブミサイル」を発射するように開発されたが、設計ミスで自身も突っ込んでいく事がある。その破壊力には本人も驚いている。基本的に単細胞な性格であれこれ小難しいことは考えない。戦いが終わった後は、海の治安を守る為にパトロールをしている。その後ロックマンの親友である。
  • DWN.032 スカルマン(Skullman)
    戦うために造られた、純粋な戦闘ロボット。戦う事以外は何も教えられておらず、知略に長け、残忍な性格の持ち主。特殊武器「スカルバリアー」は、骸骨状のビットに特殊エネルギーを付加してから回転させることで使用者を防護する。有賀ヒトシ氏の漫画では、戦いが終わった後は製作者であるDr.コサックの手により封印されている。

[編集] ロックマン5~ブルースの罠!?~

有賀ヒトシの漫画「ロックマンメガミックス」に、ワイリーの借金を少しでも返済するため、8体総出で遊園地のバイトをするという微笑ましいストーリーがある。

  • DWN.033 グラビティーマン(Gravityman)
    重力研究所を占拠したロボット。同研究所で開発中だった重力コントロール装置「グラビティーホールド」を組み込まれているため、狭い部屋なら重力を自由にコントロールできる。苦手な仲間が来ると、重力を変えて天井に隠れることもある。重力反転中が無防備になるのが弱点。かなり能天気な性格。このシリーズでもボスキャラクターの応募があったが、このキャラクターは女性によって原案された数少ないキャラの一体でもある。
  • DWN.034 ウェーブマン(Waveman)
    「世界征服の第一歩は飲み水を確保すること」を前提にして、水質管理局を占拠する為にDr.ワイリーが開発した水陸両用の戦闘ロボット。特殊武器「ウォーターウェーブ」は、足元から水柱を発生させる。荒々しく短気な性格で、怒ると所かまわず右手のモリを突き刺して、怒りを静めている。接近戦に弱い。
  • DWN.035 ストーンマン(Stoneman)
    岩石で造られたロボット。空中庭園攻略の際、足場となる高い山を占拠する目的で作られた。重い身体を持ちながらもジャンプできるのが自慢らしいが、着地する時ショックでつぶれてしまう事が時折あるらしい。互いに引力を持って回転する3つの岩を敵にぶつける「パワーストーン」が特殊武器。ガッツマンと仲が良い。
  • DWN.036 ジャイロマン(Gyroman)
    Dr.ワイリー自作。命令により空中庭園を占拠し、入園料を徴収している。入園料の取りこぼしがないように飛行能力を搭載したが、占拠した途端に入場者が激減し、活躍の場がないとぼやいていた。ジェットエンジンを装着するはずだったが、予算不足のせいでプロペラになった。それでも本人は結構気に入っている模様。プロペラ形カッターの「ジャイロアタック」が特殊武器。
  • DWN.037 スターマン(Starman)
    Dr.ワイリーの命令で、地球軌道上の衛星基地を占拠したロボット。お洒落好きで特に光るモノを好む。最近は基地工事の監督の任に忙しく、おしゃれを気にする時間もないと悩んでいる。通称「華麗な貴公子」。特殊武器の「スタークラッシュ」は、星型の弾を回転させたバリアーである。水に弱い。実は5のボスの中で唯一ワイリーが作ったロボットではない(シャドーマン同様制作者不明となっている)。
  • DWN.038 チャージマン(Chargeman)
    輸送ロボットを改造。占拠地に物資を送り込むため、列車を使ってカモフラージュ陸送している。資金不足のせいで動力源は石炭と水であり、本人も「自分が一番安上がりだ」とふてくされている。高熱を発しながらの急ダッシュ攻撃が得意で、これをロックマンが入手すると、足から高熱の衝撃波を放出しながらスライディングする「チャージキック」になる。
  • DWN.039 ナパームマン(Napalmman)
    Dr.ワイリー自作。秘密兵器工場の守備を命じられている。工場を見回るついでに自分に合った新兵器を探すのが日課の武器マニア。「ナパームボム」等の強力な武器を全身に身に纏っているため、仲間からも恐れられ、友達が少ないのを気にする気弱な一面を持っている。「バトル&チェイス」では優勝賞金で念願の兵器博物館を建てるも、客足はイマイチ。ちなみに、池原しげとがロックマン3のボスキャラ公募の際、これとは違うナパームマンを投稿したが採用はされなかった。
  • DWN.040 クリスタルマン(Crystalman)
    Dr.ワイリーが資金稼ぎのために集めていたクリスタルの原石を使って開発したロボット。関節などといった身体の各所にクリスタルをはめ込まれており、ストーンマンと同じかそれ以上の身体の硬さを持つ。無駄のないシンプルなデザインは本人も気に入っているが、ほかのロボットに比べて身長が低いことをやや気にしている。地形に反射するクリスタル弾の「クリスタルアイ」が特殊武器。なお、このキャラクターもダストマンと同様、『アイシールド21』の作者である村田雄介氏のデザインによるものである。

[編集] ロックマン6 ~史上最大の戦い!!~

  • DWN.041 ブリザードマン(Blizzardman)
    南極観測用ロボットの気象観測装置を、特殊武器「ブリザードアタック」を作り出す人工雪発生装置に変更、戦闘用ロボットとなった。実はかつてウインタースポーツの名手だったロボットであり、冬季ロボットオリンピックでは3種目で金メダルを連続で取るほどの実力者だったらしい。最近は、天気キャスターをしている。炎に弱い。原案ハガキでは「シュプールマン」という名前だった。
  • DWN.042 ケンタウロスマン(Centaurusman)
    古代博物館で働いていたロボット。優勝賞金で老朽化した博物館を立て直すべくロボット選手権に出場した。能力は未知数で、当初能力は公表されていなかった。ギリシャ神話に登場するケンタウロスがモデル。テレポート能力を持ち、瞬時に別の場所へ移動できる。空間を捻じ曲げる「ケンタウロスフラッシュ」が特殊武器。彼の動力源は乾電池(未来の乾電池は遥かに長持ちするらしい)。池原しげと著の漫画ではナイトマンに恋する女という設定で、悲哀エピソードを演じた。
  • DWN.043 フレイムマン(Flameman)
    旧式の火力発電型ロボットだが、太陽エネルギー発電型以上の性能の安定性を持つ。発電によるエネルギーは大きな工場の電力を一人で賄えるほど。体内の発電用火力を武器として外部に放出できる。火柱を発生させる「フレイムブラスト」が特殊武器。(この時代、火力発電はもう古いため)自分が火力発電であることにコンプレックスがあるらしい。1日3回、決まった時間にオイル交換を行う。
  • DWN.044 ナイトマン(Knightman)
    中世騎士をモデルに造られた戦闘用ロボット。決闘で倒した敵は、1000体を越える。攻撃力と防御力を重視した設計であり、左腕に棘付き鉄球「ナイトクラッシャー」、右腕に盾を装備している。しかし逆に重くなりすぎて機動力がやや欠けてしまっている。このキャラクターと後述のウインドマンは、海外からの投稿作品によるものである。
  • DWN.045 プラントマン(Plantman)
    植物管理用ロボットに迷彩塗装を施し戦闘用に。かつては植物園のマスコット的存在だった。植物とは意思疎通ができるため、花を踏まれると烈火のごとくキレる。花びら形の圧縮エネルギーで攻撃を跳ね返す「プラントバリアー」が特殊武器。自然環境の急激な変化、特に寒さに弱い。
  • DWN.046 トマホークマン(Tomahawkman)
    戦闘目的に開発されたロボットで、ネイティブアメリカンの戦士がモデル。死をも恐れぬ勇猛な性格の持ち主。高い攻撃力を誇り、100メートル先のろうそくの火を消せる「シルバートマホーク」と、その死角を補う羽飾りが武器。接近戦は苦手。インディアンらしく、嘘をつかれるのを嫌う。原案ハガキでの名前は「ジェロニモマン」だった。
  • DWN.047 ウインドマン(Windman)
    エアーマンタイプのボディを持つ農業用ロボット。プロペラ動力とジェット動力を併用してを操る。大地に風を送り収穫物を増やす仕事をしていた。足の裏のホバーを用いることにいり,見た目に反して高速飛行が可能。突風を発射する「ウインドストーム」が特殊武器。同じタイプのボディから作られたエアーマンをライバル視している。池原しげと著の漫画では孫子兵法や、四字熟語を多用する思慮深い武人として描かれている。
  • DWN.048 ヤマトマン(Yamatoman)
    全身を武者で包まれた戦闘用ロボット。一見重そうだが、極限まで軽量化されている。その点ではナイトマンと対照的だが、軽くした分見た目よりも装甲が薄い。特殊武器「ヤマトスピア」は槍の穂先を飛ばす攻撃だが、穂先のストックがあまり無いため後で回収しなければならない。

[編集] ロックマン7 ~宿命の対決!~

  • DWN.049 フリーズマン(Freezeman)
    元々は無公害エネルギー実験のために造られた試作型ロボット。『高温+低温=普通の温度』という理論から、周囲の空気を高温と低温の物に分解し、低温の方は結晶化させて特殊武器「フリーズクラッカー」として活用、高温の方は自身のエネルギーに変換することが出来る。これによって、寒冷型ロボットの欠点であった炎や熱に対する弱点を克服したが、それと引き換えにボディの耐久力が犠牲となってしまい、硬いものにめっぽう弱い。なお、体は本物の氷で出来ており、なぜか試作型であることを自慢にしている。「冷徹非道な氷の戦闘機械」の異名を持ち、登場時のポーズを常日頃考えている。アイスマンを尊敬している。
  • DWN.050 ジャンクマン(Junkman)
    元々ロボット製作用に再利用可能な部品をゴミの中から探すために造られたロボット。頑丈なボディと力の強さにDr.ワイリーが目をつけ、戦闘用に改造した。自分よりカッコいい外見をしているロボットに嫉妬している。体は電磁石でくっ付けているらしく、電源を切られたり高圧電流を浴びたりするとバラバラになる。人相が少し悪く、凶悪そうな印象があるが、実は節約家で変なものばかりコレクションしているらしい。磁力でスクラップを集める部品回収機を利用して鉄屑で作る「ジャンクシールド」が特殊武器。
  • DWN.051 バーストマン(Burstman)
    爆弾を使って戦う癖に、爆発が怖いという臆病なロボット。出来る限り遠くで爆発させるための苦肉の策として、泡発生器で作った泡に爆弾を包んで飛ばす特殊武器「デンジャーラップ」を考え出した。シャボン玉を飛ばしたり花火を打ち上げたりするのが好きで、いつも陽気にさわいでいるが、根は寂しがりや。スーパーシャボン液を積んだタンクのせいで、炎や冷気等、急激な温度変化に弱い。
  • DWN.052 クラウドマン(Cloudman)
    元々、気象制御用のロボットだったがDr.ワイリーが戦闘用に改造。体に無重力装置が組み込まれている、シリーズ初の空中戦闘ロボットである。ホバークラフトの原理で浮いているらしい。降雨装置は外され、残された雷発生機は千個の電池も充電できるパワーを持つ特殊武器「サンダーストライク」に強化された。強風を起こすこともできる。非戦闘用装置が取り外されたため、軽くなった体を気に入っている。
  • DWN.053 スプリングマン(Springman)
    約2000個のバネでボディが作られている。そのため、体重の軽さもあって、驚異的なジャンプ力を生む。しかし逆にそれが災いして、階段の昇り降りが苦手で自分の部屋からあまり出ないらしい。「バトル&チェイス」では優勝賞金で体を重くするためのパーツ資金にした。特殊武器の「ワイルドコイル」は自分のスプリングの一部を飛ばして攻撃する荒技。電気を浴びると体が電磁石になる。何分、体がバネで出来ている為、ペンチで切れてしまうほど脆く、斬撃などに弱い。
  • DWN.054 スラッシュマン(Slashman)
    秘密基地建設のため森林伐採ロボットを戦闘用に改造したもの。恐竜ロボットの指揮を執る目的で造られたが、機動力を強化した結果、誰も彼の動きについてこれなくなった。小惑星破壊用カッターを小型化した「スラッシュクロー」と、相手を束縛する粘着弾が武器。ロボットの癖に恐竜のように温度変化に弱く、寒くなると冬眠し、熱くなると脱水症状を起こす。
  • DWN.055 シェードマン(Shademan)
    遊園地に使われていたお化け屋敷のアトラクション用ロボットをDr.ワイリーが戦闘用に改造した。洗脳音波発生装置を付けて人間の心を操れるようにしたかったらしいが、配線ミスによって破壊音波「クラッシュノイズ」になった。また吸血攻撃や石化怪光線がある。天井にぶら下がる事と暗い場所が好き。お化けなどの怖いもの、蜘蛛など跳ねるものが苦手。ミュージシャンになる夢を持っており、現在はその猛特訓に励んでいる。ステージ選択画面で隠しコマンドを入力すると、このステージを魔界村のBGMでプレイできることは有名。
  • DWN.056 ターボマン(Turboman)
    ロボットのパーツを使い果たしたDr.ワイリーが、昔自分の乗っていた車を改造して造った。エネルギーはガソリンで、それを攻撃にも使うため、ひどく燃費が悪い。自動車に変形する能力を持つ。炎の弾を輪っか状に並べて転がす「バーニングホイール」が武器。変形システムが不完全で、電気を浴びるとシステムが暴走して無敵の電気車になり、超音波クラスの周波数の音を浴びると電子頭脳が異常を起こし、変形システムが誤作動をおこしてしまう。趣味は自動車時代からついているカーステレオを最大ボリュームにしてかっ飛ばすこと。エアバッグも欲しがっている。

[編集] ロックマン8~メタルヒーローズ~

  • DWN.057 テングマン(Tenguman)(声優:長嶝高士
    元々は台風を人工的に作り出す実験用ロボット。かなりの自信家で、いつも皆を高い所から見下ろしている。強力な竜巻を作り出す「トルネードホールド」と、小型竜巻のカミカゼが武器。
  • DWN.058 アストロマン(Astroman)(声優:二又一成
    異次元を使ってプラネタリウムを見せるためのロボットをDr.ワイリーが戦闘用に改造した。無重力装置で空中に浮かんでいる。恥ずかしがりやで、すぐどこかに隠れる。かくれんぼの世界チャンピオン。周囲に隕石を降らせる特殊武器「アストロクラッシュ」と2つのビットで攻撃する。
  • DWN.059 ソードマン(Swordman)(声優:高木渉
    Dr.ワイリーが博物館から盗んできた大昔の剣を使いこなすために造り上げたロボット。しかし、剣が大きすぎて動きのバランスがとれないので、腰の辺りを切り離し上半身が浮いている。特殊武器のフレイムソードは剣に炎を纏わせて敵を切り裂く。上半身を分離させての回転斬り「ファイヤースラッシュ」が得意技。正々堂々とした勝負を好む。水に弱い。
  • DWN.060 クラウンマン(Clownman)(声優:坂本千夏
    ピエロ型のロボット。身体が小さく、身のこなしが軽い。異常に長い腕を持つが、その長い腕が災難を招く事も。空中ブランコが得意。敵に電流を流す「サンダークロー」が特殊武器。全身を電気エネルギーで包んではね回る、サンダーカーニバルも得意。性格は悪ガキそのもので、ロックマンを弱いと決め付け、馬鹿にしている。
  • DWN.061 サーチマン(Searchman)(声優:長嶝高士
    Dr.ワイリーが警備用監視ロボットを改造し、頭を二つにしたロボット。二人が力を合わせて戦うことを想定していたらしいが、戦闘以外では仲が悪く、お互いを監視しあっている。どうやら上司と部下の関係であるらしい。追尾ミサイルの「ホーミングスナイパー」を始めとして、様々なミサイルを装備している。大量のミサイルを乱射して弾幕を張る「デッドリーストーム」も強力。炎に弱い。
  • DWN.062 フロストマン(Frostman)(声優:高木渉
    クラウンマンに使うはずの部品が予想以上に余ったため、使い回しをした結果巨大なボディになってしまったロボット。ロックマンを氷づけにして、カキ氷にして食べる事が夢らしい。地形に沿って波状に進む氷の刃「アイスウェーブ」が特殊武器。
  • DWN.063 グレネードマン(Grenademan)(声優:二又一成
    手榴弾型のロボット。大胆な行動の持ち主。破壊することに喜びを感じ、暇さえあれば何かを破壊している。相手が自分の爆弾で苦しむ姿を見るのも好きだが、逆に自分がやられても喜ぶ妙なロボット。攻撃用に強化された照明弾「フラッシュボム」が特殊武器。電気に弱い。体力が少なくなると「クレイジーデストロイヤー」で床を爆破し、段差のある地形で戦うことになる。漫画版ではどういう訳か女性(オカマ?)になっており、バレンタインデーにチョコレート工場を襲撃している。
  • DWN.064 アクアマン(Aquaman)(声優:坂本千夏
    元々は水道局で、水質管理などをしていたロボット。腹のタンクを利用して、水を操る。自称「水も滴るいい男」。下品で冗談好きな性格の持ち主。特殊水風船の「ウォーターバルーン」や、高度水圧砲の「ウォーターキャノン」を放つ。

[編集] ロックマン&フォルテ

  • キング(King)
    突如現れた黄金のロボット。ロボットだけの世界を作ろうと企み、博物館研究所からロボットを盗み出し軍団を結成。Dr.ワイリーの城を占拠した。ロボットの王としての誇りを持ち、たとえ敵であっても、同じロボットが壊れるところは見たがらない。チェスをやらせれば勝てる人物はいないほどの腕前の持ち主。長柄の斧を主力武器としており、あらゆる攻撃を吸収し、エネルギー波として跳ね返す盾も装備している。実は彼の製作者は・・・
  • KGN.001 ダイナモマン(Dynamoman)
    元は発電所へ見学にきた子供達を案内するロボットだったが、キングに戦闘用に改造された。しかし改造に耐え切れず電気を撒き散らしているため人々から敬遠され、子供嫌いで疑ぐり深いロボットになった。無理な改造を後悔している。強力な発電機を最大活用して画面全体に雷を落とす「ライトニングボルト」が特殊武器。負けて来ると充電して回復する、反則的な技を持つ。開発途中の名前では「コイルマン」という名前であった。漫画ではフォルテにライトニングボルトを食らわせるも、『コリが取れた』とほとんど効いておらずあっさり倒される。
  • KGN.002 コールドマン(Coldman)
    Dr.ライトの研究所にあった恐竜DNAサンプルを冷凍保存する巨大冷凍庫をキングが奪い改造。守衛ロボットにした。自分の体型にコンプレックスを持っていたが、今ではその防御性能を誇りに思っている。体内温度は-273.15℃で、その低温のためにAIであるICチップの働きが鈍い。壁状の氷の塊を発生させる特殊武器「アイスウォール」と、雲状のメカ「モクモクモ」で戦う。電気に弱い。漫画ではロックマンに倒され、後にDr.ワイリーが自分専用の冷蔵庫に再改造した。
  • KGN.003 グランドマン(Groundman)
    キングが開発した遺跡発掘用ロボット。軍団の中で最もパワーがある。仕事熱心で、掘り始めたら、やめろと言われるまで掘り続ける。一人孤独にトンネルを掘っているのが好きという、暗い性格の持ち主。特殊武器「スプレッドドリル」は、分裂させることが可能な貫通性のドリル型ミサイル。開発途中での名前は、既出の「ドリルマン」であった。ドリルタンクに変形可能。ボディも頑丈だが、爆風には弱い。漫画ではグランドマンのサポートメカを逆に利用し、ロックマンとフォルテが始めて協力して倒した。
  • KGN.004 パイレーツマン(Pirateman)
    航海中の貨物船を襲撃するために造られた海賊の船長の姿をしたロボット。任務のためなら手段を選ばない冷酷な性格の持ち主。今回の騒動と同時期に発生した、海上での盗難事件は彼の仕業だと推測されている。儲け話が好きで、部屋には財宝を溜め込んでいる。誘導可能な付着機雷「リモートマイン」が特殊武器。水中戦に長け、自身を泡に包み回転突撃する事も出来る。高熱に弱い。海の平和を守るためにパトロールをしているダイブマンとはライバル関係にある。漫画では無数の爆弾をばら撒いてフォルテの動きを止めるが、爆弾の爆風による反動を利用して急接近してきたことに対応しきれず倒された。
  • KGN.005 バーナーマン(Burnerman)
    火炎放射器を内蔵した環境破壊ロボット。自然を焼き尽くすようにキングに命令されている。「一日一つのジャングルを焼かないと自爆装置が起動する」というキングの嘘を信じ、特殊武器「ウェーブバーナー」でひたすらジャングルを焼きまくっている。高速体当たりと、足止めトラップの後のバーナー攻撃、手榴弾で攻撃する。体にバーナーを装備している為、冷気に弱い。漫画ではロックマンに倒される。ちなみに開発途中の名前は「ブラストマン」という名前であり、ロックマンエグゼシリーズに登場する同名のネットナビとの関連性は一切ない。
  • KGN.006 マジックマン(Magicman)
    元々慰安サーカス団のメンバーだったロボット。「目立ちたかったから」という短絡的な理由で軍団入りを志願した。新作手品の研究に余力を惜しまない努力家だが、それが裏目に出て手品を披露する度に仲間からはうんざりされている。敵の体力を奪い取る「マジックカード」が特殊武器。他にハトの出てくるボール、ロンパーズ(ザコ)の出てくるボールを投げてくる。元来戦闘用でないため余り頑丈でなく、特に斬撃に弱い。漫画ではパイレーツマン、ダイナモマンと共に登場し、破壊されたダイナモマン越しにフォルテバスターを受け、倒された。
  • DWN.057 テングマン(Tenguman)
    「ロックマン8」から引き続き登場。前回負けた借りを返すべくキング軍に志願した。外見は変わらないが、キング軍での再改造により、接近戦にも強くなった。特殊武器の変更がされており、真空波を発生させて敵を切り裂く「テングブレード」で斬りかかる。トルネードホールドも引き続き使えるが、弱体化しており、入手はできない。またカミカゼは封印した模様。しかしドリルを食らうとすぐ墜落してしまう。漫画では自分を「空を舞う選ばれた者」と称し、前作以上に自信家な性格が強調されている。メットールを人質にロックマンを追い込むが、フォルテやメットールの協力によって破壊される。フォルテには『蚊トンボ』呼ばわりされていた。
  • DWN.058 アストロマン(Astroman)
    キングが博物館から奪ったデータを元に復元したロボット。異次元を使ってプラネタリウムを見せるためのロボットだったという特性を最大限に活用して攻撃するようにプログラムし直された。テングマンと同じく特殊武器が変更されており、「コピービジョン」で分身を作り出す。コピービジョンは本体と共にビット攻撃を繰り出す。アストロクラッシュは使えなくなった。擬似空間を作り出す能力を持つ癖に、マジックに弱い。漫画ではキングにひどい目にあわされるのを恐れ、無理矢理協力させられており、その後のテングマンとの戦いで傷ついたロックマンを安全な場所へ送り届けたため、ボスの中で唯一破壊されなかった。

[編集] ロックマン&フォルテ~未来からの挑戦者~

  • ロックマン・シャドウ(Rockman Shadow)
    百年後の未来でロボット達を集めて「ディメンジョンズ」という組織を結成し、現代にタイムスリップしてディメンションズを率いて、人類に宣戦布告をしたロボット。人間とロボットが平和共存している街、シンフォニーシティを襲撃した。ロックマンに姿が似ているがその正体は・・・。
  • ダンガンマン(Danganman)
    いつも両手を上にあげている弾丸型のロボット。強力なバルカン砲が武器。
  • コンロマン(Konroman)
    コンロ型のロボット。眠そうな目つきをしている。炎をばらまくフレイム攻撃が得意。
  • エアコンマン(Airconman)
    エアコンのはずなのだが扇風機型のロボットで、しかも両手には団扇がついているという、名前とかなり食い違いのあるロボット。
  • コムソウマン(Komusoman)
    虚無僧型のロボット。分身をつくっての戦いを得意とする。尺八の音で炎を操る。
  • クロックメン(Clockmen)
    二人組の時計型ロボットという、従来では登場しなかったタイプのボス。時間を止められるうえに雷まで発生させることができる。このロボットのタイムスリップによって百年後の未来からロボット達がやってきた。
  • コンパスマン(Compassman)
    コンパス型(上半身は文房具のコンパス、下半身は方位磁針のコンパス)のロボット。倒しても特殊武器は手に入らない。上半身と下半身が分離可能で、本体は下半身である。作中で、とある台詞を喋りプレイヤー達の間で一躍人気者になった。ロックマン・シャドウの親友らしい。

[編集] ロックマンワールド

  • RKN.001 エンカー(Enker)
    Dr.ワイリーが対ロックマン用に開発した「ロックマンキラー」の第一号。あらゆる特殊武器が効かないように作られており、「チャージスピア」でロックバスターを吸収、「ミラーバスター」に変換して撃ち返す。しかし、ロックバスターによるダメージはそのまま受けるため、両刃の剣と言える。頭の中にロックマンのことしかインプットされていないため、ロックマンを追い詰めることだけに執念を燃やしている。そのため、他のロボットたちからは「他人に無関心で冷たい人物」との評価を受けている。この作品以外でも「ロックマンワールド5」や「ロックマンズサッカー」に登場する。

[編集] ロックマンワールド2

  • クイント(Quint)
    Dr.ワイリーがまだ未来にしか行けない、開発段階のタイムマシンを盗み出して未来へ行き、未来の自分と結託して捕まえた、戦闘機能を持たない未来のロックマンを改造し、ロックマンを倒す刺客として連れて来た。洗脳されており、相手が過去の自分自身と気付かずに攻撃してくる。削岩ロボットを改造した「サクガーン」で攻撃してくる。もとは穏やかで戦いを好まない、平凡なタイプである。トードマンを超える、ロックマン至上最弱の敵との呼び声も高い。この作品以外でも「ロックマンワールド5」に登場する。

[編集] ロックマンワールド3

  • RKN.002 パンク(Punk)
    Dr.ワイリーが開発した「ロックマンキラー」の第二号。エンカーよりも一回り大きい。鋭い刃を持つ、高速回転するエネルギー弾の「スクリュークラッシャー」が特殊武器。自身も変形し回転突撃が可能。見た目は凶悪に見えるが、正々堂々とした戦いを好む武人肌のロボット。この作品以外でも「ロックマンワールド5」に登場する。アクセサリー収集が趣味で、PTAが大嫌い。攻撃パターンは極めて単調だが、回転突撃を2回受けると1ミスになるほどの攻撃力を持つ。

[編集] ロックマンワールド4

  • RKN.003 バラード(Ballad)
    Dr.ワイリーが開発した「ロックマンキラー」の第三号。プライドが高く、形勢不利でも素直にはやられない執念深さを持つ。自分が常にナンバーワンだと信じ込んでいる。強力炸裂弾「バラードクラッカー」が特殊武器。エンディングでは、ロボット本来の存在意義を知り、ロックマンを助ける為に自爆する。この作品以外でも「ロックマンワールド5」に登場する。

[編集] ロックマンワールド5

  • SRN.001 アース(Earth)
    名前の由来は地球。外宇宙から来たと言われているロボット軍団「スペースルーラーズ」のリーダー。地球外の物質で造られているため、ロックバスターが通用しなかった。潔癖症で自分以外のロボットは皆汚いと思っているため、常にテレポートで敵から離れて戦闘する。追尾レーザーの「スパークチェイサー」が特殊武器。
  • SRN.002 マーキュリー(Mercury)
    名前の由来は水星。スペースルーラーズの一人。体が液体金属でできており、自分の体を液体化し、分裂することができる不気味な能力を持つ。特殊武器「スナッチバスター」で敵の体力を奪う能力を持つが、これで仲間の体力も奪ってしまうために友達が少なく、プルートとは犬猿の仲である。
  • SRN.003 ビーナス(Venus)
    名前の由来は金星。スペースルーラーズの一人。きれい好きで髪の毛も無いのに毎日朝シャンしているらしい。非常に攻撃的な性格の持ち主でもある。泡型爆弾の「バブルボム」が武器。まっすぐに歩けないため、カニのように横歩きで移動する。
  • SRN.004 マース(Mars)
    名前の由来は火星。スペースルーラーズの一人。体のいたるところに兵器を搭載しており、ジャンプはできず脚に付いているローラーで高速移動する。「フォトンミサイル」等の火器を体内に大量に装備しているためにその動きは鈍く、戦場ではとても慎重である。水に弱い。地雷タレ流しがやめられなくて、悩んでいる。
  • SRN.005 ジュピター(Jupiter)
    名前の由来は木星。スペースルーラーズの一人。長時間飛行可能なボディを持つ。旧文明時はメガトン級の爆弾を使っていたが、部屋の中では危ないので、電撃のエレクトリックショックを使用するようになった。
  • SRN.006 サターン(Saturn)
    名前の由来は土星。スペースルーラーズの一人。肩にかけたリングでブラックホールを発生させられるが、エネルギーの関係で吸引力はそれほど強くなく、接触した相手にダメージを与える程度の威力である。時間を止めるタイムスリップ技も得意とする。仲間をブラックホールで呼び寄せるため、評判が悪い。電気に弱い。
  • SRN.007 ウラノス(Uranus)
    名前の由来は天王星。スペースルーラーズの中でナンバー1の怪力を持つ。猛牛タイプのロボットで、その姿はまるでロックマン版のレプリロイドである。特殊武器「ディープディガー」は、足元のブロックを持ち上げて投げつける。純粋なパワーファイターで、他の仲間達に比べて体内に武器が内蔵されてないことにコンプレックスを持っている。
  • SRN.008 プルート(Pluto)
    名前の由来は冥王星。スペースルーラーズの一人。ジャングルでの戦闘のために開発されたロボットで、豹のように俊敏な能力を持つ。スラッシュマンのモデルになった。誰よりも高度な運動神経が売りであり、軽快なフットワークで障害物をかわす。よけ損なった場合は体当たり攻撃「ブレイクダッシュ」で強引に突き進む。
  • SRN.009 ネプチューン(Neptune)
    名前の由来は海王星。スペースルーラーズの一人。半魚人型のロボットで、戦闘的な外見に似合わず気まぐれで、以外とのんびり屋である。特殊武器「ソルトウォーター」はあらゆる金属を錆びつかせる液体放物弾。
  • サンゴッド(Sun God)
    名前の由来は太陽。Dr.ワイリーによって復活させられた古代の最終兵器。「破壊こそが全て」という危険思想の持ち主。
  • ダークムーン(Dark Moon)
    名前の由来は。スペースルーラーズが召還するロボット。かのイエローデビルのように、攻撃を兼ねた分裂移動を得意とする。

[編集] ロックマンメガワールド

  • MWN.001 バスターロッド・G(Buster Rod G)
    Dr.ワイリーが中国兵法に影響を受けて造った、西遊記ロボットの一体。モデルは孫悟空。リーダー格として見られがちだが、本人にあまりその自覚は無いらしい。格闘技の達人で、暴れ者の青二才。如意棒による鋭い突きは、空気をも切り裂くほどだと言われる。分身能力も持つ。
  • MWN.002 メガウォーター・S(Mega Water S)
    西遊記ロボットの一体。沙悟浄がモデルで水中戦用ロボットの傑作機。メガワールド軍団内で頭脳労働を担当している。隠れた努力家で、バスターロッド・Gが周囲からリーダー視されていることに反感を持ち、その座を虎視眈々と狙っているが、沙悟浄の姿がリーダーにふさわしくないという事実に、人知れず悩んでいる。冷気に弱い。
  • MWN.003 ハイパーストーム・H(Hyper Storm H)
    西遊記ロボットの一体。モデルは猪八戒。メガワールド軍団内で肉体労働を担当している。バスターロッドとメガウォーターの仲が悪い事に頭を痛めたワイリーが、3人のバランスをとらせるために彼をのんき者の性格にした。しかし、そのために彼自身の攻撃が詰めの甘いものとなってしまったらしい。体内に2つの動力炉が内蔵されている。高熱に弱い。シリーズで唯一、エネルギーゲージが2本分あるボスキャラクターである。

[編集] ロックマンロックマン

  • オイルマン(Oilman)

最新型の高性能メンテナンス用ロボット。どんな機械にも対応できるオイルを体内で作り出し、腕から発射することができる。

  • タイムマン(Timeman)

ライト博士が時間旅行を実現させるために作った実験用ロボット。短い間だが、時間の流れを遅くすることができる。

[編集] 主なザコキャラクター

他のアクションゲームで多く見られるような全シリーズ通して登場するようなザコは少なく各シリーズごとに異なるザコが数多く登場する。多くのシリーズに登場しているものは以下のもの等。

  • メットールシリーズ
  • ガビョールシリーズ
  • ジョーシリーズ
  • バットンシリーズ
  • シールドアタッカーシリーズ

[編集] ゲーム以外の展開

  • アニメ - 海外向けに制作されたアニメが存在する。このアニメはカプコンの通販限定でDVD化、販売されている。
  • ドラマCD - コミックボンボンの応募者全員プレゼント企画のCDでタイトルは「ロックマン危機一髪」、ロックマン役は声優椎名へきる。こちらも、カプコンの通販限定で復刻版が購入可。
  • 漫画 - 多くの漫画家によって漫画化されている。特に、池原しげと有賀ヒトシは有名で、ストーリー、キャラクターデザインのアレンジで評価が高い。また、池原は(不名誉かも知れないが)奇抜な発言や誤字等が良くも悪くも「面白い」と言われ、有賀はロックマン&フォルテではボスキャラクターのデザインにも関わっている。

[編集] 外部リンク

公式
ファンサイト
ロックマンシリーズ
ロックマン - Xシリーズ - DASHシリーズ - エグゼシリーズ - ゼロシリーズ - ゼクス - 流星のロックマン
各個別タイトル・関連項目
X: X - X2 - X3 - X4 - X5 - X6 - X7 - X8 - サイバーミッション - ソウルイレイザー - コマンドミッション
イレギュラーハンターX - メガミッション - メガミッション2 - メガミッション3
エグゼ: エグゼ - エグゼ2 - エグゼ3(BLACK) - ロックマンエグゼ4 - エグゼ4.5 - ロックマンエグゼ5 - エグゼ5DS
ロックマンエグゼ6 - バトルチップGP - N1バトル
その他: 漫画版 X - アニメ版 エグゼ - メットールシリーズ - 有賀ヒトシ

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