周防 (戦艦)
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周防(すおう)は日本海軍の戦艦。元はロシア帝国の前弩級戦艦ポピエダ(Peresviet級)であり、後に日本海軍に捕獲され周防と改名された。
[編集] 艦歴
1898年8月1日起工。1900年5月24日進水。1902年7月31日就役。
日露戦争でポビエダは旅順沖で被弾、損傷。ついで触雷した。1904年8月10日に黄海海戦に参加、11発の命中弾を受ける。その後旅順で日本陸軍の砲撃を受け、12月7日に着底。戦後の1905年に浮揚され、周防として日本海軍に編入され修理の後再就役した。
1912年、一等海防艦になる。第一次世界大戦では青島攻略戦に参加した。この時は第二艦隊加藤定吉中将の旗艦であった。
1922年ワシントン軍縮条約に基づき除籍され、解体が開始されたがその最中に浸水し転覆した。
[編集] 関連項目
大日本帝国海軍の戦艦 |
創設から日露戦争終結まで |
富士型:富士 | 八島 敷島型:敷島 | 朝日 | 初瀬 | 三笠 |
日露戦争後からド級戦艦まで |
香取型:香取 | 鹿島 薩摩型:薩摩 | 安芸 筑波型:筑波 | 生駒 鞍馬型:鞍馬 | 伊吹 |
ド級戦艦建造から第一次世界大戦まで |
河内型:河内 | 摂津 金剛型:金剛 | 比叡 | 榛名 | 霧島 扶桑型:扶桑 | 山城 伊勢型:伊勢 | 日向 |
八八艦隊計画 |
長門型:長門 | 陸奥 加賀型:加賀 | 土佐 天城型:天城 | 赤城 | 愛宕 | 高雄 紀伊型戦艦:紀伊 | 尾張 | (駿河) | (近江) 十三号型巡洋戦艦:十三号艦 | 十四号艦 | 十五号艦 | 十六号艦 |
太平洋戦争 |
大和型:大和 | 武蔵 | 信濃 | |
日本が保有した他国の戦艦(戦利艦) |
日清戦争戦利艦:鎮遠 日露戦争戦利艦:石見 | 肥前 | 丹後 | 壱岐 | 周防 | 相模 第一次世界大戦戦利艦:トゥルグット・レイス | ナッソー | オルデンブルク |
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